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kintone連携マイページ「じぶんページ」でできること|料金・活用例・注意点を解説

取引先や外部スタッフへの情報共有を、メールやExcelの送付で済ませている…
kintoneアカウントを持たない相手に、必要な情報だけを渡すのが難しい…
相手からの変更連絡を受けるたびに、担当者がkintoneを手作業で更新している…
――kintoneを使用する中で、このようなお悩みを感じたことはありませんか?
kintone(キントーン)は、顧客情報や案件情報などの業務データを一元管理できる便利なクラウドツールです。
ただし、社外の相手にkintoneのデータを見せるには工夫が必要です。
基本機能の「ゲストスペース」を使う方法もありますが、相手ごとにライセンス費用がかかり、既存のアプリをそのまま共有する用途にも向いていません。その結果、kintoneの情報をメールやExcelに転記して送る運用になりがちです。転記の手間がかかるうえ、送った時点から情報は古くなっていきます。
こうした課題は、kintone連携マイページ「じぶんページ」を活用することで解決できます。じぶんページを使えば、kintoneのアカウントを持たない相手にも、その人に関係するレコードだけを表示したマイページを用意できます。相手がマイページ上で更新した情報は、そのままkintoneに反映されます。
本記事では、じぶんページの概要と機能、活用例、導入前に確認しておきたいポイント、料金、他のkintoneデータ共有方法との違いまでを解説します。じぶんページが自社の用途に合うかを判断したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
- kintone基本機能での外部データ共有とその限界
- kintoneのゲストスペースでできること
- ゲストスペースで外部共有する場合の制約
- 「kintone連携マイページ」という選択肢
- じぶんページとは
- じぶんページの概要
- じぶんページの基本的な仕組み
- 「じぶんシリーズ」の中での位置づけ
- じぶんページでできること
- ①ユーザーに見せたいレコードだけを見せる
- ②レコードの閲覧・新規登録・編集・削除
- ③コメントでkintoneユーザーとやり取りできる
- ④複数のkintoneアプリを1つのじぶんページにまとめられる
- ⑤PC・スマートフォンから利用できる
- じぶんページの活用例3選
- 活用例①:取引先向けの専用マイページ
- 活用例②:外部スタッフとの情報共有
- 活用例③:会員による登録情報の確認・更新
- じぶんページの利用にあたって確認しておきたいポイント
- ポイント①:kintoneはスタンダードコース以上が必要
- ポイント②:接続用のkintoneユーザーを用意しておく
- ポイント③:ユーザーに見せるレコードの条件を設定する
- ポイント④:kintoneフィールドによって対応範囲が異なる
- ポイント⑤:kintoneのJavaScript・プラグインは反映されない
- ポイント⑥:Webhook・添付ファイル・APIには利用上限がある
- ポイント⑦:kintoneアプリを変更した場合はじぶんページ側の同期が必要
- じぶんページの料金【2026年10月時点】
- 基本料金
- 有料オプション
- 無料お試しプラン
- じぶんページと他のkintone外部共有サービスとの違い
- じぶんページが向いているケース
- 別サービスも比較したいケース
- じぶんシリーズと組み合わせてできること
- じぶんフォーム
- じぶんレコード
- じぶんフォーム・じぶんレコードと組み合わせた活用シナリオ
- まとめ
- じぶんシリーズを活用したkintone構築ならルーブピークへ
kintone基本機能での外部データ共有とその限界
kintoneのゲストスペースでできること
kintoneには、社外の人を招待して情報を共有できる「ゲストスペース」という機能があります。ゲストスペースは、社外の相手とのやり取り専用に区切られた場所です。招待された相手は「ゲストユーザー」として、そのスペース内のアプリやスレッドを利用します。
ゲストスペースでは、次のようなことができます。
取引先ごとにゲストスペースを分け、共有する情報を区切る
ゲストスペース内のアプリで、レコードを閲覧・登録する
スレッドやコメントで、社外の相手とやり取りする
ゲストスペースの仕組みや料金、アカウント共通化については、別コラムで詳しく解説しています。
▼関連コラムはこちら
「ゲストスペース」活用ガイド|社外のユーザーとkintoneで情報を共有できる仕組みとは?
ゲストスペースで外部共有する場合の制約
ゲストスペースは手軽に使える一方、共有する相手や情報が増えるにつれて、次のような制約が出てきます。
ゲストユーザーごとにライセンス費用がかかる:
ゲストユーザーは1ユーザーごとの契約です。料金はライトコースで月額700円、スタンダード・ワイドコースで月額1,440円です(1ユーザーあたり・税抜/※2026年9月時点)。共有する相手が数十人、数百人と増えれば、費用もその分増えます。既存のアプリをそのまま共有しにくい:
ゲストユーザーが使えるのは、ゲストスペース内のアプリに限られます。社内のスペースで運用している既存アプリのデータを見せるには、ゲストスペース側にアプリを用意しなければなりません。
相手ごとに見せる情報を分ける設定が煩雑になりやすい:
取引先ごとに異なる情報を見せたい場合、ゲストスペースを分けるか、アクセス権を細かく設定する必要があります。相手が増えるほど、管理の手間も増します。
スマートフォンアプリは使えない:
ゲストユーザーは、kintoneのモバイルアプリを利用できず、スマートフォンからはブラウザでアクセスします。
「多数の取引先に、それぞれ関係する情報だけを見せたい」という用途では、ゲストスペースだけでの運用は難しくなります。
「kintone連携マイページ」という選択肢
こうした場合の選択肢になるのが、kintone連携のマイページサービスです。マイページとは、ログインした本人に関係する情報だけを表示する専用ページのことです。
kintone連携マイページを使うと、kintoneのアカウントを持たない相手にも、kintoneのデータを見せられます。相手ごとに表示するレコードを絞り込めるため、1つのアプリを複数の取引先で共有することも可能です。
本記事で紹介する「じぶんページ」は、このkintone連携マイページサービスの1つです。
じぶんページとは
じぶんページの概要
じぶんページは、株式会社ソニックガーデンが提供する、kintoneのデータを外部に共有するマイページ構築サービスです。
顧客や取引先ごとに表示するデータを選び、レコードの閲覧・作成・編集・コメントができるマイページを提供します。
じぶんページのユーザーは、kintoneのアカウントを持つ必要がありません。ユーザーの登録・招待は、じぶんページの管理画面から独自に行うことができます。
じぶんページの基本的な仕組み
じぶんページの基本的な使い方(設定の流れ)は、次のとおりです。
じぶんページの管理画面で、kintoneとの接続を設定する
じぶんページで使いたいkintoneアプリを選び、表示する項目を選択する
ユーザーに見せるレコードの条件(メールアドレスや会社名など)を設定する
ユーザーの名前とメールアドレスを登録し、招待メールを送る
ユーザーがログインすると、条件に合うレコードだけがじぶんページに表示される
設定は画面上の操作で完結するため、プログラミングの知識は必要ありません。じぶんページで登録・編集された内容は、接続したkintoneアプリにそのまま反映されます。
「じぶんシリーズ」の中での位置づけ
じぶんページは、株式会社ソニックガーデンが提供するサービス「じぶんシリーズ」の一つです。
じぶんシリーズには、kintoneの情報を社外の相手とやり取りするための連携サービスが複数用意されています。
じぶんページ:
ログイン型のマイページを用意し、kintoneの情報をユーザーごとに閲覧・編集・コメントしてもらうじぶんフォーム:
社外から情報を入力してもらい、kintoneへ新規登録するじぶんレコード:
レコードごとに共有URLを発行し、特定のkintoneレコードを閲覧・編集・コメントしてもらう
このように、「マイページ」「登録」「レコード単位の共有」という役割でサービスが分かれています。
このうち、じぶんページは、継続的な関係にある相手にその人に関係する情報をまとめて見せる役割を担います。ほかの製品との組み合わせ方は、後ほど詳しく解説します。
じぶんページでできること
①ユーザーに見せたいレコードだけを見せる
じぶんページでは、ログインしたユーザーに見せるレコードを、指定した条件で絞り込むことができます。
設定できる条件には、以下のような例があります。
レコードのメールアドレスの値が、ログインユーザーの「メールアドレス」と一致する
レコードの担当者の値が、ログインユーザーの「名前」と一致する
レコードの所属会社の値が、ログインユーザーの「会社名」と一致する
レコードの部署名の値が、ログインユーザーの「部署」のいずれかに含まれる
「メールアドレス」、「名前」は、ユーザーのログイン情報としてデフォルトで設定できます。一方、「会社名」や「部署」で絞り込む場合は、「自由設定フィールド」を作成し、各ユーザーに属性「会社名」「部署」を設定します。
自由設定フィールドとは、名前・メールアドレス以外にユーザーごとに登録できる任意の項目を指します。
この仕組みにより、1つのkintoneアプリを複数の取引先へ共有しても、それぞれに自社の情報だけを公開できます。
▼「部署=営業部」のユーザーがじぶんページを表示した画面

②レコードの閲覧・新規登録・編集・削除
じぶんページでは、レコードの閲覧に加えて、新規登録・編集・削除ができます。どの操作を許可するかは自由に設定でき、「閲覧のみ」にすることも可能です。
新規登録画面・編集画面では、項目ごとに以下のような設定が可能です。
編集不可:表示はするが、ユーザーには変更させない
非表示:画面には出さず、値は保持する
必須:入力を必須にする
自動入力:ユーザーの名前やメールアドレス、自由設定フィールドの値などを自動で入れる
確認用2回入力:メールアドレスなどを2回入力させ、一致しているか確認する
たとえば、編集不可や非表示設定をすることで「連絡先は本人に更新してもらい、契約金額は変更させない」といった制御ができます。
③コメントでkintoneユーザーとやり取りできる
じぶんページには、レコードごとの「コメント機能」があります。
このコメントでの内容は、kintoneのコメント機能と連携しており、じぶんページのユーザーと社内のkintoneユーザーがやり取りできます。kintone側でレコードを追加したりコメントを書き込んだりすると、じぶんページのユーザーにメールで通知されます。

なお、じぶんページ側からのコメントをkintoneユーザーにメール通知するには、kintone側での通知設定が必要です。
④複数のkintoneアプリを1つのじぶんページにまとめられる
1つのじぶんページに、複数のkintoneアプリを表示できます。たとえば「見積」「発注」「請求」のアプリを1つのじぶんページにまとめることが可能です。
表示するアプリは、ユーザーごとに選ぶこともできます。取引先には見積と請求だけ、外部スタッフには作業報告だけ、といった出し分けにも対応します。
⑤PC・スマートフォンから利用できる
じぶんページは、PCとスマートフォンのどちらからも利用できます。iOS・Android向けのスマートフォンアプリも提供されています。
スマートフォンアプリでは、kintone側でレコードの追加やコメントがあったときに、プッシュ通知を受け取れます。外出の多い外部スタッフや、PCを使う機会が少ない相手にも使ってもらいやすくなります。
ログインにはメールアドレスとパスワードを使用するため、相手側で特別なソフトを用意する必要はありません。
じぶんページの活用例3選
ここでは、じぶんページの代表的な活用例を3つ紹介します。いずれも、じぶんページの標準機能を使って構築できる活用例です。
ただし、実際の運用では連携するkintoneアプリのフィールド構成や権限設定も含めて設計する必要があります。自社の運用に合うかどうかは、無料お試しプランで事前に確認しておきましょう。
活用例①:取引先向けの専用マイページ
取引先からの見積依頼をメールで受け、見積書もメールで返していると、やり取りが担当者の受信箱に分散します。どの依頼にいつ回答したかを社内で追いにくく、取引先からの進捗確認にも個別の対応が必要です。
<じぶんページで実現できること>
取引先がじぶんページ(マイページ)から見積依頼を登録すると、kintoneの見積管理アプリにレコードが追加される
自社の担当者はkintone上で見積内容を入力し、見積書(PDF)を添付ファイルとして登録する
取引先は自社のじぶんページで、見積内容の確認と見積書のダウンロードができる
不明点はレコードのコメントで質問でき、担当者はkintoneから回答できる
取引先ごとに絞り込み条件を設定するため、他社の見積は表示されない
見積の依頼から回答までが1つのレコードにまとまるので、担当者が変わっても経緯を追えます。
活用例②:外部スタッフとの情報共有
業務委託の外部スタッフに仕事を依頼する場合、依頼内容の連絡、作業報告の受け取り、報酬額の通知がそれぞれ別の手段になりがちです。報告内容を担当者がkintoneへ転記する手間も発生します。
<じぶんページで実現できること>
外部スタッフは、自分宛ての依頼内容だけをじぶんページで確認できる
作業が終わったら、じぶんページから作業報告(作業日・内容・添付資料など)を登録する
報酬額は「編集不可」の項目として表示し、スタッフは確認だけできるようにする
依頼・報告・報酬を別々のアプリで管理し、1つのじぶんページにまとめて表示する
スマートフォンアプリを使えば、外出先からも報告できる
報告がそのままkintoneに登録されるため、転記作業を挟まずに集計や支払処理へ進めます。
活用例③:会員による登録情報の確認・更新
会員の住所や連絡先が変わるたびに、連絡を受けた担当者がkintoneを修正していると、手間がかかるうえ入力ミスも起きます。会員の側にも、自分の登録内容を確認する手段がありません。
<じぶんページで実現できること>
会員は、ログインすると自分の会員情報だけを確認できる
住所や電話番号などは、会員自身がじぶんページから更新できる
会員番号や入会日などは「編集不可」にし、誤って変更されないようにする
更新内容は、kintoneの会員管理アプリに直接反映される
担当者の修正作業が減り、登録情報も最新の状態に保ちやすくなります。
じぶんページの利用にあたって確認しておきたいポイント
じぶんページの機能と活用例を見てきました。ここでは、じぶんページを利用する前に確認しておきたいポイントを7つ紹介します。
ポイント①:kintoneはスタンダードコース以上が必要
じぶんページは、kintone APIを利用してkintoneのデータを取得・登録・更新します。そのため、利用にはkintoneスタンダードコース以上の契約が必要です。
すでにkintoneスタンダードコース以上を利用している場合は、その環境をそのまま活用してじぶんページとの連携を始められます。
ライトコースを利用している場合は、じぶんページの導入とあわせてkintoneの契約コースを確認しておきましょう。
ポイント②:接続用のkintoneユーザーを用意しておく
じぶんシリーズとkintoneを接続する際は、接続専用のkintoneユーザーを用意することが公式から推奨されています。
じぶんページ経由で行われたレコード操作は、kintoneの監査ログ上では「接続に利用しているkintoneユーザーによる操作」として記録されます。そのため、普段業務で使用している個人ユーザーとは分けて、じぶんシリーズ専用のユーザーを用意しておくことで、じぶんページ経由の操作を判別しやすくなります。
運用開始時に専用ユーザーを準備しておけば、後から監査ログを確認する際にも管理しやすいでしょう。
ポイント③:ユーザーに見せるレコードの条件を設定する
じぶんページでは、アプリごとに「ユーザーに見せられるレコード条件」を設定します。条件の設定が不十分だと、本来見せるべきでないレコードが表示されるおそれがあります。
特に、「ユーザーに見せられるレコード条件」を設定していない場合は、アプリ内のすべてのレコードが表示されるため注意が必要です。
公開前には、次の点を確認しておきましょう。
絞り込みに使う項目(メールアドレス、会社名など)がkintoneアプリにあるか
絞り込みに使う項目の値が正しく入力されているか(表記ゆれがないか)
テスト用のユーザーでログインし、想定どおりのレコードだけが表示されるか
▼「ユーザーに見せられるレコード条件」でメールアドレスで絞り込むイメージ

ポイント④:kintoneフィールドによって対応範囲が異なる
じぶんページでは、kintoneのさまざまなフィールドを利用できます。文字列・数値・日付・選択肢系・リンクなどの基本的なフィールドは、一覧・詳細・新規登録・編集のすべての画面で利用可能です。
ただし、フィールドによっては、表示のみ対応しているものや、登録・編集では利用できないものがあります。主な制約があるフィールドと、その対応状況は以下のとおりです。
外部のユーザーに入力してもらいたい項目が、上記の制約に当てはまらないかを事前に確認しましょう。
なお、kintoneのラベルフィールドをじぶんページにそのまま反映することはできませんが、じぶんページ側の「見出し」や「説明文」で代替できます。
ポイント⑤:kintoneのJavaScript・プラグインは反映されない
kintone側で行ったJavaScriptカスタマイズやプラグインは、じぶんページには反映されません。
たとえば、kintone上でプラグインを使って入力チェックや自動計算をしていても、じぶんページ上では動作しません。じぶんページでの入力にも同じルールが必要な場合は、じぶんページ側の設定(必須・編集不可・自動入力など)で代替できるかを検討しましょう。
ポイント⑥:Webhook・添付ファイル・APIには利用上限がある
じぶんページは、kintoneのAPIやWebhookを使ってデータをやり取りしています。APIとは、システム同士がデータをやり取りするための窓口です。
そのため、kintoneの仕様に由来する次の上限があります。
Webhook:1分間に60回を超えると、61回目以降は無視される(レコード作成通知・コメント通知が届かない)
添付ファイル:アップロード・ダウンロードできるのは1ファイルあたり30MBまで
APIリクエスト数:1日・1アプリあたり10,000件まで。超過時はサイボウズから警告メールが届く(エラーや停止にはならない)
同時アクセス:数秒間に100件以上の同時アクセスがあると読み込みが終わらず、管理者にエラーが通知される
多数のユーザーへ一斉に通知したい場合や、大きなファイルを共有したい場合は、運用方法を事前に検討しておきましょう。
Webhook:
kintoneで「レコード追加・編集・削除」など、特定のレコード操作が起きたときに外部サービスへ自動で知らせる仕組みを指します。
なお、じぶんページユーザー宛にWebhookを利用して通知できるのは、レコード追加とコメントのみのとなります。
ポイント⑦:kintoneアプリを変更した場合はじぶんページ側の同期が必要
kintoneアプリのフィールドを追加・変更した場合は、じぶんページ側で「同期」ボタンを押す必要があります。kintoneアプリの設定の更新は、じぶんページ側で自動的には検知されないためです。
同期を忘れると、追加した項目がじぶんページに表示されないなどの不具合につながります。kintoneアプリを変更する担当者とじぶんページを管理する担当者が別の場合は、変更時の連絡ルールを決めておくと安心です。
じぶんページの料金【2026年10月時点】
基本料金
じぶんページの基本料金は、月額11,000円(税込)です。この料金にはユーザー50名までが含まれており、初期費用はかかりません。
51名以上で利用する場合は、1名あたり月額110円(税込)の追加料金が発生します。また、400名以上で利用する場合にはボリュームディスカウントが用意されています。
ボリュームディスカウントリスト - じぶんページ:https://www.jibun-apps.jp/jibun-page/volume_discount/
有料オプション
じぶんページでは、必要に応じてセキュリティ機能などの有料オプションを追加できます。
セキュリティオプションでは、定期的な強制ログアウトの有効期限設定や、利用者の一斉強制ログアウト、パスワードの強度設定が可能です。
また、kintone側でIPアドレス制限を設定している場合は、「IPアドレス制限対応オプション(月額5,500円・税込)」の利用が必要です。
無料お試しプラン
じぶんページには、無料お試しプランも用意されています。
無料お試しプランでは、ユーザー2名までであれば期限なく無料で利用でき、閲覧・新規登録・編集・コメントなどの基本機能を試すことができます。
さらに、IPアドレス制限対応オプションについても、無料お試しプランの利用中は無料で利用できます。
じぶんページのユーザー数は、kintoneのライセンス数とは別に管理されます。そのため、じぶんページの利用者を増やしても、同じ人数分のkintoneライセンスを追加する必要はありません。
利用するユーザー数やkintone側のIPアドレス制限、必要なセキュリティ設定によって料金が変わるため、導入前に自社の利用人数と必要なオプションを確認しておきましょう。
じぶんページと他のkintone外部共有サービスとの違い
ここまで、じぶんページの機能・利用前に確認しておきたいポイント・料金を見てきました。ここでは、kintoneのデータを外部と共有する代表的な方法と比べ、じぶんページがどのようなケースに適しているかを整理します。
比較対象は、トヨクモ株式会社の「kViewer」と「FormBridge」を組み合わせる方法、ビットリバー株式会社の「Kanal-WEB」です。
※ユーザー数、管理者数、各種オプションによって月額料金は異なります。具体的な料金は、各サービスの料金・仕様を公式サイトで確認してください。
kViewerは、kintoneのデータを外部に公開するためのサービスです。公開したデータを外部から編集するには、Webフォーム連携サービス「FormBridge」との連携が必要です。また、Kanal-WEBは、kintoneのデータを使って会員サイトやマイページを構築するサービスです。
じぶんページが向いているケース
じぶんページは、取引先・外部スタッフ・会員などに対して、相手ごとに異なるkintoneの情報をマイページ形式で共有したい場合に向いています。
レコードの閲覧に加えて、新規登録・編集・コメントまでじぶんページ単体で対応できるため、「申請内容を確認してもらう」「必要な情報を更新してもらう」「kintoneのコメントを通じてやり取りする」といった双方向の情報共有を一つのサービスで構築できます。
料金はユーザー50名まで月額11,000円(税込)で、51名以降は1名単位で追加できます。数十名〜数百名程度の取引先や外部スタッフへ、個別のマイページを提供したいケースでは検討しやすいサービスです。
別サービスも比較したいケース
マイページのデザインや公開方法、利用人数によっては、じぶんページ以外のサービスも比較しておきましょう。
①kViewer+FormBridge
kViewerとFormBridgeの組み合わせは、トヨクモ株式会社が提供する2つのkintone連携サービスを組み合わせることで、外部ユーザー向けのマイページを構築できる方法です。

kViewerでは、kintoneに登録されたデータを外部ユーザー向けに表示でき、FormBridgeでは、外部ユーザーからのデータ登録や編集に対応できます。これらを組み合わせることで、レコードの閲覧・新規登録・編集が可能なマイページを構築できます。
特にkViewerの特徴は、マイページ上で利用できるビュー(表示形式)の選択肢が豊富なことです。一覧表示に加え、カレンダーやグラフなど、用途に応じたさまざまな形式でkintoneのデータを表示できます。
例えば、顧客ごとの案件情報を一覧で表示しながら、予約状況をカレンダーで確認したり、実績データをグラフで可視化したりするマイページを構築できます。じぶんページもレコードの閲覧・登録・編集に対応していますが、表示形式の自由度を重視する場合には、kViewer+FormBridgeが有力な選択肢となります。
なお、利用する機能によって必要なプランが異なるため、導入前に構築したいマイページの要件と料金を確認しましょう。
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②Kanal-WEB
じぶんページでもHTML/CSSを使ってトップ画面をカスタマイズできますが、既存のWebサイトに合わせたデザインや独自ドメイン接続など、会員サイトとして見た目や構成をより細かく作り込みたい場合には、Kanal-WEBも比較対象になります。
Kanal-WEBは、会員数に制限がなく、利用者数にかかわらない月額定額制のため、数百名〜数千名規模の会員向けにマイページを提供する場合にも比較しやすいサービスです。
また、会員登録、会員限定コンテンツの公開、Webフォーム、会員マイページ、メール配信、操作履歴の確認など、会員サイトを運用するための機能がまとめて用意されている点も特徴です。さらに、オプションを利用することで、オリジナルデザイン、LINEアカウント連携、独自ドメイン接続、オンライン決済機能などにも対応できます。
そのため、kintoneのデータを外部ユーザーへ共有するだけでなく、自社の会員サイトとして画面や機能を作り込みたい場合や、利用者数が多い場合には、じぶんページとあわせて比較しておくとよいでしょう。
料金だけでなく、利用人数、公開する情報、外部ユーザーに行わせたい操作、画面デザイン、認証方法まで整理したうえで、じぶんページ、FormBridge+kViewer、Kanal-WEBを比較しましょう。
じぶんシリーズと組み合わせてできること
じぶんページは単体でも利用できますが、同じ「じぶんシリーズ」の製品を組み合わせることで、外部からの情報受付やレコード単位での情報共有まで含めた仕組みを構築できます。
じぶんフォーム
じぶんフォームは、kintoneと連携できるWebフォーム作成サービスです。フォームで受け付けた内容が、kintoneアプリへ自動で登録されます。
じぶんページと組み合わせることで、Webフォームで受け付けた情報を、社内の担当者や外部の協力会社などに共有・管理してもらう仕組みを構築できます。
例えば、セミナーやイベントの運営では、じぶんフォームで参加申込を受け付け、kintoneで参加者情報を管理し、その情報をじぶんページから運営会社や外部委託先に共有できます。
さらに、じぶんページでは、共有された情報の閲覧だけでなく、必要に応じてレコードの編集も可能です。参加者情報の確認や対応状況の更新など、関係者間での情報共有・管理を効率化できます。
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じぶんレコード
じぶんレコードは、kintoneのレコード1件ごとに共有URLを発行し、外部の相手に閲覧・編集・コメントしてもらえるサービスです。
じぶんページが「継続的な関係にある相手に、複数のレコードをまとめて見せる」のに対し、じぶんレコードは「一時的な関係性の相手と、1レコード分の情報を共有する」用途に向いています。ログイン用のアカウントを発行するほどではないスポットの相手とは、じぶんレコードで共有するといった使い分けができます。
じぶんフォーム・じぶんレコードと組み合わせた活用シナリオ
ここでは、じぶんページに「じぶんフォーム」「じぶんレコード」を組み合わせた場合の活用イメージを紹介します。
たとえば、賃貸物件を扱う不動産管理会社では、社員・施工業者・入居者とのやり取りを、それぞれの役割に応じてじぶんシリーズへ振り分けながら、kintoneに情報を集約できます。

1. 退去時チェック(社員)
退去の立ち会い時に、社員がkintoneのアプリで室内の状態を記録します。
修繕が必要な箇所は、写真を添えて修繕案件として登録します。社員はkintoneのユーザーのため、じぶんシリーズを使わずにkintone上で入力します。
2. 修繕報告・日程管理・請求(施工業者)
施工業者には、じぶんページを用意します。
業者名で絞り込み条件を設定しておけば、各業者には自社に依頼された修繕案件だけが表示されます。
依頼内容と現地の写真をじぶんページで確認する
施工日程を入力し、変更があればじぶんページ上で更新する
施工後に、完了報告と写真を登録する
請求書を添付ファイルとして登録する
日程や請求の確認はレコードのコメントで行えるため、電話やメールでの個別連絡を減らせます。
3. 入居時の不具合申請(入居者)
入居者からの不具合の申請は、じぶんフォームで受け付けます。
申請内容はkintoneに自動で登録されます。そのうえで、申請ごとにじぶんレコードで共有URLを発行し、入居者が対応状況を確認できるようにします。入居者とは申請単位のやり取りになるため、ログイン用のアカウントを発行せずに済みます。
社員・施工業者・入居者の情報がすべて同じkintoneに集まるため、物件ごとの修繕履歴や費用も管理しやすくなります。なお、この流れは想定例のため、実際の設定可否は導入前に確認してください。
なお、Lubepeak株式会社では、じぶんページ・じぶんフォーム・じぶんレコードを組み合わせた実際のkintone構築事例も公開しています。じぶんシリーズを実際の業務でどのように活用できるのか知りたい方は、ぜひあわせてご覧ください。
▼関連事例はこちら
kintone×請求管理システムの導入事例|じぶんシリーズの連携で音楽教室の管理基盤を2週間で構築
まとめ
じぶんページは、kintoneのデータを相手ごとに必要な範囲だけ公開し、マイページ上で閲覧・新規登録・編集・コメントまで行えるサービスです。
取引先・外部スタッフ・会員など、kintoneのライセンスを持たない相手と、継続的に情報を共有したい場合に向いています。また、「じぶんフォーム」や「じぶんレコード」と組み合わせることで、申請の受付から、その後の情報共有や確認までをkintone上で管理できます。
一方で、対応していないフィールドや反映されないカスタマイズもあるため、導入前には必要な画面や操作を再現できるか確認しておきましょう。
じぶんページには、ユーザー2名まで期限なく利用できる無料お試しプランもあります。まずは実際のkintoneアプリと接続し、自社の運用に合うか確認してみてはいかがでしょうか。
じぶんシリーズを活用したkintone構築ならルーブピークへ
Lubepeak株式会社では、kintoneの導入支援から、じぶんシリーズを活用した業務システムの構築まで対応しています。
「取引先向けのマイページを作りたい」「Webフォームから受け付けた情報をkintoneで一元管理したい」といったご要望に合わせて、じぶんページ・じぶんフォーム・じぶんレコードなどを組み合わせた構成をご提案します。
じぶんシリーズを活用したkintone構築をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
Lubepeak株式会社 代表
平井 将吾

~ 経歴 ~
2021年
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社へ新卒入社2022年~2025年
官公庁において、「kintone」の導入で「自治体DX」を多数支援2025年10月~
Lubepeak株式会社を設立。
中小企業のお客様を対象に「kintone」の導入支援を行い、要件整理から運用定着まで一貫支援2026年1月
Lubepeak株式会社が「サイボウズコンサルティングパートナー」に認定2026年6月
Lubepeak株式会社が「サイボウズプロダクトパートナー」に認定2026年10月
kintone連携チャットツール「ChatCrew」をリリース

サイト運営者
kintone開発サービス
当社では、kintoneの開発を「定額プラン」「請負プラン」の2つのプランで行う開発サービスを提供しています。
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