投稿日:2025年12月18日
更新日:2026年8月13日
【2026年最新】kViewer(ケイビューワー)とは?|外部へkintoneのデータを公開する方法

取引先が提出した申請の進捗状況を共有したい(取引先別のマイページ)
セミナーが開催される日程をカレンダー形式で公開したい
自社ホームページでお知らせやプレスリリースを公開したい
―――kintoneを運用する中で、上記のような「kintoneのライセンスを持たない相手にも情報を見せたい」という声が上がっていませんか?
具体的には、現場では以下のような問題がよく発生します。
社外の取引先や協力会社にkintoneのライセンスを配る必要がある
⇒ コストの増加kintoneで管理している情報をリアルタイムで社外・他部署へ公開できない
⇒ リアルタイム性の低下、集計作業の手間kintoneに蓄積した情報を、社外向けに見やすい形で公開できていない
⇒ 情報共有の手間、データ活用の不足
これらは無視できない問題です。
こうした問題を解決できるkintone連携サービスが「kViewer(ケイビューワー)」 です。

kViewerは、トヨクモ株式会社が提供するkintone連携サービスです。kintoneに登録された情報をもとに、「お知らせ」「予約状況」「売上情報」「申請状況」など、さまざまな公開ビューをノーコードで作成し、kintoneのライセンスを持たないユーザーへ公開できます。
本記事では、kintoneの情報を「kViewer」で外部へ公開する方法について、主な機能や活用例、FormBridgeとの連携方法、料金などを詳しく解説していきます!
kViewer(ケイビューワー)とは?
kViewerの概要と強み
kViewerは、kintone内にあるデータをkintoneのライセンスを持たない相手にもWebページとして公開できる「kintone連携情報公開ツール」です。
プログラミングの知識は不要で、ドラッグ&ドロップの直感操作で公開ビューが作成できます。「技術的ハードルが低い」「導入が簡単」という特長があり、公式サイトでも「公開ビューを5分で作れる」というキャッチコピーがあるほどです。

公開ビューは無制限に作成でき、一覧ビュー、カードビュー、カレンダー、グラフなど多彩な表示形式を選択できます。
また、スマホ対応・レスポンシブ表示にも対応しており、PCだけでなく外出先からでもデータ閲覧が可能です。さらに、セキュリティも配慮されていて、SSL通信、WAFによる攻撃防御、不正アクセス防止など、公開ページとして必要な安全対策が施されています。
kViewerの利用シーン|kintoneのデータを外部に公開した活用例
kViewerは、「kintoneのライセンスを配らずに、必要なデータだけ公開したい」ときに有効です。
代表的な利用シーンをいくつかご紹介いたします。
顧客/取引先向け情報公開
例:在庫状況、取引先ごとに設定された価格表、納期情報、進捗ステータスなどをリアルタイムに共有。予約管理・スケジュールの共有
例:セミナー日程、研修スケジュール、予約状況などを、外部スタッフや受講希望者にカレンダー形式で共有。社外パートナー/フリーランスとの進捗共有
例:外部パートナーに作業ステータスを見せたい、外注管理者にだけ一覧で共有したいとき。社内でライセンスが限られていても、閲覧だけ必要なメンバーがいる場合
例:非常勤スタッフ、アルバイト、派遣社員など、ライセンスコストを抑えつつ必要な情報だけを渡したい。
これらの活用ケースでは、メールでの情報共有やExcelへの転記にかかる手間・ミスを減らし、リアルタイムで最新情報を共有できるようになるのが大きなメリットです。
▼関連コラム
kintoneと予約カレンダーを連携する方法|kViewer・STORES 予約を徹底比較
FormBridge(フォームブリッジ)との連携で外部からの「入力」・「編集」を可能にする
kViewerの魅力は、「外部公開」だけではありません。kViewerは、トヨクモ株式会社が提供するWebフォーム作成ツール「FormBridge(フォームブリッジ)」と連携することで、kintoneの情報を外部へ公開するだけでなく、外部からの「入力」や「編集」まで実現できます。
ここでは、その連携例を2つご紹介します。
連携例①:kViewerルックアップ
「kViewerルックアップ」とは、FormBridgeで作成したWebフォームに、kintoneの「ルックアップ (※)」のような機能を持たせられる仕組みです。
※ルックアップ:他のアプリに登録されている情報を参照してデータを取得(コピー)できる機能です。
例えば、[商品番号]にkViewerルックアップを設定すれば、商品番号を選択・検索することで、商品名や単価などの関連情報を自動入力できます。

活用シーン:発注依頼フォーム × 取引先向け情報公開
<よくあるシーン>
取引先とのやり取りでは、以下のような流れがよくあります。
取引先へ随時最新の価格表を送る
問い合わせ(発注依頼)がメールやFAXで届く
社内システム(CRMなど)へ転記
しかし、更新があるたびに最新情報を共有しなければならなかったり、メールやFAXで発注を受け付けていることで事務工数が増えてしまいがちです。
<kViewer × FormBridgeによる解決策>
上記のような問題は、「kViewer × FormBridge」で解決できます。
最新の価格表は、kintoneのアプリで管理することで、kViewerでリアルタイム公開できるようになります。また、メールやFAXで受けていた発注依頼は、FormBridgeのWebフォームで受け付けることが可能になります。
活用イメージ①:メールやFAXの発注依頼 → FormBridgeの発注依頼フォーム

活用イメージ②:更新するたびに送付していた価格表 → kViewerで随時公開

連携例➁:kintoneのレコードを編集
kViewerとFormBridgeを連携すると、ビューに表示されたkintoneのレコードを、FormBridgeのWebフォームを介して編集できます。
活用シーン:外部スタッフによる日報提出 × 修正
<よくある課題>
kintoneのライセンスを付与していない協力会社の社員に、FormBridgeのWebフォームから日報を提出してもらう場合、FormBridgeだけでは「提出」はできますが、提出した内容の「編集」は行えません。
提出内容に不備がある場合は、kintoneのライセンスを持つ方が内容を修正しなければならず、修正依頼や確認のやり取りによって事務工数も増えてしまいます。
<kViewer × FormBridgeによる解決策>
上記のような問題は、「kViewer × FormBridge」で解決できます。
また、シフトなどに応じてkintone側であらかじめ追加しておいた提出用レコードを「編集」する形で、外部スタッフに日報を提出してもらう運用も可能です。
これまで修正依頼のたびに発生していたメッセージやメールでのやり取りも、kintoneのライセンスを持たないメンバーが直接レコードを編集できるようにすることで削減できます。

活用イメージ:社員による手動修正 → kViewer × FormBridgeで直接編集

▼FormBridgeに関する記事はこちら

kViewerの料金プラン(2026年8月時点)
5つの料金プラン
kViewerには5つのプランが用意されており、要件に応じて最適なプランを選択する必要があります。
※kViewerを利用するには、kintone側では「スタンダードコース」以上の契約が必要です。
※全コースでビューを無制限に作成できます。
外部公開で注意すべきポイント
kViewerは手軽にkintoneの情報を外部公開できる一方で、公開範囲やアクセス制御など、導入・運用時に注意すべきポイントもあります。
公開範囲をしっかり設計すること
どの情報を誰に公開するかを明確に決めておく必要があります。機密情報や他人の情報まで公開してしまうリスクがあります。アクセス制御や認証の設定
個人情報や取引先専用情報を共有する場合は、パスワード保護、IP制限、ユーザー認証などのセキュリティ機能を活用する必要があります。ビューの命名や構成を整理する
公開ビューが増えると管理が煩雑になりやすいため、社内で命名ルールや管理方法を決めておくことが重要です。公開後の運用状況を確認する
kViewerには監査ログ機能があり、操作履歴を確認できます。外部公開を継続して運用する場合は、公開設定だけでなく、運用状況を定期的に確認できる体制も整えておきましょう。大量アクセスが見込まれる場合はプランを確認する
不特定多数へ公開するページなど、大量のアクセスが見込まれる場合は、アクセス規模に応じたプランやオプションを確認しておく必要があります。必要に応じて、エンタープライズコースや分間アクセス数上限拡張オプションを検討しましょう。コストバランスを考慮すること
ライセンス不要とはいえ、月額コストが発生します。どれだけの頻度・規模で利用するかを事前にシミュレーションしておくことが重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では、kintoneの情報を外部へ公開できる「kViewer」について、主な機能や活用例、FormBridgeとの連携方法、料金プランなどをご紹介しました。
kViewerを活用すれば、kintoneのライセンスを持たない取引先や外部スタッフにも、必要な情報だけをWebページとして公開できます。
さらに、FormBridgeと組み合わせることで、情報の閲覧だけでなく、外部からの入力やレコード編集まで実現可能です。
ただし、公開する情報や対象者によっては、認証方法やアクセス制御などの設計も重要になります。
まずは30日間の無料トライアルを活用し、自社で実現したい運用にkViewerが合っているか確認してみてください。
kintoneの情報を外部公開するならルーブピークへご相談ください
kViewerを活用してkintoneの情報を外部公開する際は、公開するデータや対象者、アクセス制御、FormBridgeとの連携など、運用方法まで含めた設計が重要です。
Lubepeak株式会社では、kintoneアプリの設計から、kViewer・FormBridgeなどの連携サービスの導入、外部公開の仕組みづくりまで一貫して支援しています。
「取引先向けのマイページを作りたい」「kintoneの情報を安全に社外へ公開したい」とお考えの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
Lubepeak株式会社 代表
平井 将吾

~ 経歴 ~
2021年
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社へ新卒入社2022年~2025年
官公庁において、「kintone」の導入で「自治体DX」を多数支援2025年10月~
Lubepeak株式会社を設立。
中小企業のお客様を対象に「kintone」の導入支援を行い、要件整理から運用定着まで一貫支援
<主なサービス>
・ kintone定額開発サービス 「KYOSOU」
・ kintoneプラグイン提供サービス 「Plugin to Peak」2026年1月
Lubepeak株式会社が「サイボウズコンサルティングパートナー」に認定2026年6月
Lubepeak株式会社が「サイボウズプロダクトパートナー」に認定


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