投稿日:2025年12月18日

    更新日:2026年3月30日

      kViewer(ケイビューワー)とは?|外部へkintoneのデータを公開する方法

      kViewer(ケイビューワー)とは?|外部へkintoneのデータを公開する方法
      • 取引先が提出した申請の進捗状況を共有したい(取引先別のマイページ)

      • セミナーが開催される日程をカレンダー形式で公開したい

      • 自社ホームページでお知らせやプレスリリースを公開したい

      ―――kintoneを運用する中で、上記のような「kintoneのライセンスを持たない人にも情報を見せたい」という声が上がっていませんか?

      具体的には、現場では以下のような問題がよく発生します。

      • 社外の取引先や協力会社にkintoneのライセンスを配る必要がある
        コストの増加

      • kintoneで管理している情報をリアルタイムで社外・他部署へ公開できない
        リアルタイム性の低下、集計作業の手間

      • そもそもkintoneへ蓄積している情報を見える化できていない
        ⇒ 意思決定の遅れ、データの活用不足

      これらは無視できない問題です。こうした問題を解決するプラグインがkViewer(ケイビューワー)」 です。

      kViewer(ケイビューワー)のロゴ

      kViewerは、トヨクモ株式会社が提供するkintoneと連携することで、kintoneの情報を活用した様々な公開ビューを作成できるプラグインで、「お知らせ」、「予約状況」、「売上情報」、「申請状況」などをノーコードで簡単に公開することができます。

      本記事では、kintoneの情報を「kViewer」で外部へ公開する方法について、主な機能から料金などを中心に詳しく解説していきます!

      kViewer(ケイビューワー)とは?

      kViewerの概要と強み

      kViewerは、kintone内にあるデータをライセンスを持たない相手にもWebページとして公開できる「kintone連携情報公開ツール」です。プログラミングの知識は不要で、ドラッグ&ドロップの直感操作で公開ビューが作成できます。

      「技術的ハードルが低い」、「導入が簡単」という特長があり、公式サイトでも「公開ビューを5分で作れる」というキャッチコピーがあるほどです。

      kViewer(ケイビューワー)のイメージ

      参考:kViewerとは | kViewer(ケイビューワー) | トヨクモのkintone連携サービス

      公開ビューは無制限に作成でき、一覧ビュー、カードビュー、カレンダー、グラフなど多彩な表示形式を選択できます。

      また、スマホ対応・レスポンシブ表示にも対応しており、PCだけでなく外出先からでもデータ閲覧が可能です。さらに、セキュリティも配慮されていて、SSL通信、WAFによる攻撃防御、不正アクセス防止など、公開ページとして必要な安全対策が施されています。

      kViewerの利用シーン|kintoneのデータを外部に公開した活用例

      kViewerは、「kintoneのライセンスを配らずに、必要なデータだけ公開したい」ときに有効です。代表的な利用シーンをいくつかご紹介いたします。

      • 顧客/取引先向け情報公開
        例:在庫状況、取引先ごとに設定された価格表、納期情報、進捗ステータスなどをリアルタイムに共有。

      • 予約管理・スケジュールの共有
        例:セミナー日程、研修スケジュール、予約状況などを、外部スタッフや受講希望者にカレンダー形式で共有。

      • 社外パートナー/フリーランスとの進捗共有
        例:外部パートナーに作業ステータスを見せたい、外注管理者にだけ一覧で共有したいとき。

      • 社内でライセンスが限られていても、閲覧だけ必要なメンバーがいる場合
        例:非常勤スタッフ、アルバイト、派遣社員など、ライセンスコストを抑えつつ必要な情報だけを渡したい。

      これらの活用ケースでは、メールの手作業やExcel転記の手間・ミスがなくなり、リアルタイムで最新情報を共有できるようになるのが大きなメリットです。

      例えば、以下のようなイベント情報を顧客向けに公開するような用途に対応が可能です。 

      kViewerによるイベント&キャンペーンの公開ビュー

      kintoneシステム開発サービス「KYOSOU(キョウソウ)」のサービスサイト

      >>ルーブピークの定額開発の詳細はこちら

      FormBridge(フォームブリッジ)との連携で外部からの「入力」・「編集」を可能にする

      kViewerの魅力は、「外部公開」だけではありません。

      kViewerは、トヨクモ株式会社が提供するWebフォーム作成ツールFormBridge(フォームブリッジ)」と連携することで、kintoneのレコードの「外部公開」だけでなく「入力」や「編集」まで実現を可能にします。

      ここでは、その連携例を2つご紹介します。

      連携例①:kViewerルックアップ

      「kViewerルックアップ」とは、FormBridgeで作成したWebフォームに、kintoneの「ルックアップ (※)」のような機能を持たせられる仕組みです。

      ルックアップ:他のアプリに登録されている情報を参照してデータを取得(コピー)できる機能です。

      例えば、「kViewerルックアップ」を設定した[商品番号]を検索することで、商品名や単価などの関連情報を自動入力するようなことが実現できます。

      「kViewerルックアップ」を設定したFormBridgeによるWebフォームの回答画面

      参考:kViewerルックアップを設定する | kintone連携サービス 操作ガイド

      活用シーン:発注依頼フォーム × 取引先向け情報公開

      <よくあるシーン>

      取引先とのやり取りにおいて、以下のような流れが良くあります。

      1. 取引先へ随時最新の価格表を送る

      2. 問い合わせ(発注依頼)がメールやFAXで届く

      3. 社内システム(CRMなど)へ転記

      しかし、更新があるたびに最新情報を共有しなければならなかったり、メールやFAXで発注を受け付けていることで事務工数が増えてしまいがちです。

      <kViewer × FormBridgeによる解決策>

      上記のような問題は、「kViewer × FormBridge」で解決できます。

      最新の価格表は、kintoneのアプリで管理することで、kViewerでリアルタイム公開できるようになります。また、メールやFAXで受けていた発注依頼は、FormBridgeのWebフォームで受け付けることが可能になります。

      活用イメージ①:メールやFAXの発注依頼 → FormBridgeの発注依頼フォーム

       kVieweとFormBridgerを利用したkViewerルックアップのイメージ

      活用イメージ②:更新する度に送付していた価格表 → kViewerで随時公開

       kViewerを利用した情報公開のイメージ

      連携例➁:kintoneのレコードを編集

      kViewerとFormBridgeの連携による「kintoneのレコード編集」とは、ビューに表示されたkintoneのレコードをFormBridgeのWebフォームを介して、編集することができる機能です。

      活用シーン:外部スタッフによる日報提出 × 修正

      <よくある課題>

      kintoneのライセンスを付与していない協力会社の社員から日報の提出をFormBridgeのWebフォームで依頼する場合、FormBridgeだけでは「提出」はできますが、提出した内容の「編集」は行えません。

      提出内容に不備があるたびに、kintoneのライセンスを持つ方が内容を修正しなければならず、その報告や情報のやり取りで事務工数も増えてしまいます。

      <kViewer × FormBridgeによる解決策>

      上記のような問題は、「kViewer × FormBridge」で解決できます。

      kViewerとFormBridgeの連携により、kViewerのビューで表示したレコードをFormBridge経由で編集できるようになります。また、kintone側で(シフトなどに応じて)あらかじめ追加している提出用のレコードを「編集」するという形で日報を提出できるようにもなります。

      これまでメッセージやメールでやり取りしていた時間は、kintoneのライセンスを持たないメンバーに直接レコードを編集させることで削減することができます。

      kViewerとFormBridgeの連携した勤怠管理画面

      活用イメージ:社員による手動修正 → kViewer × FormBridgeで直接編集

      社員による手動修正 → kViewer × FormBridgeで直接編集

      (▼「FormBridge」に関する記事はこちら)

      関連記事:FormBridge(フォームブリッジ)とは?|kintoneのライセンスなしでデータ登録する方法

      kViewerの料金プラン(2025年12月時点)

      5つの料金プラン

      kViewerには5つのプランが用意されており、要件に応じて最適なプランを選択する必要があります。

      ライト
      月額
      ¥7,000
      年額 ¥84,000
      簡易的な情報共有に適した基本プラン
      スタンダード
      月額
      ¥12,000
      年額 ¥144,000
      レコード絞り込み/検索フォーム設置などが可能
      プレミアム
      月額
      ¥18,000
      年額 ¥216,000
      アクセス制御やユーザー管理など、本格運用向け
      プロフェッショナル
      月額
      ¥30,000
      年額 ¥360,000
      大量ユーザー管理が必要な場合など
      エンタープライズ
      月額
      ¥50,000
      年額 ¥600,000
      大規模アクセスや高負荷環境に対応

      参考:料金 | Kviewer(ケイビューワー) | トヨクモのkintone連携サービス

      ※kintone側も「スタンダードコース」のライセンスが必要です。
      ※全コースでビューの作成数に制限はなく、小〜中規模企業でも無理なく運用できます。

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      外部公開で注意すべきポイント

      便利なツールである一方で、導入時や運用時には注意が必要です。

      • 公開範囲をしっかり設計すること
        どの情報を誰に公開するかを明確に決めておく必要があります。機密情報や他人の情報まで公開してしまうリスクがあります。

      • アクセス制御や認証の設定
        個人情報や取引先専用情報を共有する場合は、パスワード保護、IP制限、ユーザー認証などのセキュリティ機能を活用する必要があります。

      • ビューの命名や構成の整理
        公開ビューが増えると管理が煩雑になりやすいため、社内での運用ルールを決めておく必要があります。(2025年12月11日より「監査ログ」が新機能として搭載されました)

      • APIリクエスト数やアクセス数の制限に注意
        大量アクセスが見込まれる場合は、上限超過による表示不可を避けるため、上位プラン(エンタープライズ)などの検討が必要です。

      • コストバランスを考慮すること
        ライセンス不要とはいえ、月額コストが発生します。どれだけの頻度・規模で利用するかを事前にシミュレーションしておくことが重要です。

      まとめ

      いかがでしたでしょうか?

      この記事では、kintoneと連携した公開ビューをノーコードで作成できるプラグインkViewerをご紹介してきました。

      まずは30日間無料トライアルを活用し、「本当に必要な情報」「公開すべき相手」「運用体制」を整理したうえで、kViewerの導入を検討するのがおすすめです。

      まずは一度、kViewerで公開ビューを作成してみてください!

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      kintoneの力は非常に強力ですが、それ以前に業務理解に応じたアプリ設計や適切なプラグインの選定・構築が必要です。

      Lubepeak株式会社では、kintoneの力を最大限に引き出し、お客様の業務に沿ったkintoneシステムを開発するサービスを提供しています。

      • kintone定額開発サービス「KYOSOU

      kintoneやkViewerの導入をご検討されているという企業様は、お気軽にお問い合わせください。

      Lubepeak株式会社 代表

      平井 将吾

      平井将吾のイメージ画像

      ~ 経歴 ~

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        2021年
        富士フイルムビジネスイノベーション株式会社へ新卒入社

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        2022年~2025年
        官公庁において、「kintone」の導入で「自治体DX」を多数支援

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        2025年10月~
        Lubepeak株式会社を設立。
        中小企業のお客様を対象に「kintone」の導入支援を行い、要件整理から運用定着まで一貫支援
        <主なサービス>
        ・ kintoneシステム開発サービス 「KYOSOU」
        ・ kintoneプラグイン提供サービス 「Plugin to Peak」

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        2026年1月
        Lubepeak株式会社が「サイボウズオフィシャルパートナー」に認定

      執筆者保有資格:kintone認定アソシエイト(2021年9月)執筆者保有資格:kintone認定アプリデザインスペシャリスト(2021年9月)認定:サイボウズオフィシャルパートナー認定:サイボウズオフィシャルコンサルティングパートナーパートナー
      Xのアイコン
      平井将吾の写真(Lubepeak株式会社 代表取締役)

      この記事を書いた人

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