公開日:2026年6月14日

    最終更新日:2026年6月14日

      kintone×不動産売買業の導入事例|内製kintoneを活かした物件管理の効率化

      kintone×不動産売買業の導入事例|内製kintoneを活かした物件管理の効率化

      お客様プロフィール

      企業名
      株式会社テクノエー
      代表名
      浅井 昇
      住所
      岐阜県羽島市福寿町平方1051番地
      事業内容
      土木工事、不動産業、外食産業

      導入経緯

      株式会社テクノエーは、岐阜県羽島市に拠点を置く、土木工事や不動産業を展開する企業です。

      株式会社テクノエー様のオフィス

      同社の不動産売買事業では、土地の仕入れから販売、解体・造成・建築工事までをワンストップで行っており、物件ごとのタスク管理や業者とのやり取り、反響管理、期別の実績集計など、複数の業務を並行して管理する必要がありました。

      同社では、以前からkintoneを内製して活用していましたが、アプリ間の連携や集計、活動履歴の管理などに手動運用が残っていました。特に、活動履歴アプリに登録された情報をもとに、物件ごとの活動件数や売上合計を集計し、基準日から1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後といった経過月ごとの実績を確認する作業に手間がかかっていました。

      そこで、「これまで内製してきたkintoneを活かしながら、プラグインを活用してアプリ間の連携や集計業務を強化し、物件管理をより効率化したい」と弊社へ相談いただきました。

      kintoneと各種プラグインを組み合わせることで、「物件ごとのタスク管理」、「活動履歴をもとにした実績集計」、「メール共有オプションによるメール履歴管理」などを実現し、これまで手作業で行っていた情報連携や集計業務の効率化につなげました。

      今回は、株式会社テクノエー不動産部の浅井様に、システムの改修で得られた効果や今後の展望についてお話を伺いました。

      【 課題 】

      • これまでもkintoneを内製して活用していたが、使い込むほど必要な機能が増え、自社だけでの実装に限界を感じていた。

      • 案件管理、活動履歴、顧客管理など複数のアプリを活用していたが、アプリ間の連携や集計に手動運用が残っていた。

      • 物件ごとのタスクの期日、担当者、進捗などが手元での管理になっており、「いつ・誰が・何をするか」が見えづらかった。

      • 活動履歴アプリに登録された情報をもとに、仕入からの経過月ごとの実績を集計する必要があり、状況把握や分析に手間がかかっていた。

      【 解決策 】

      • 既存のkintone環境を活かしながら、各アプリ間の連携や集計方法を見直し。

      • 物件ごとに発生するタスクをアプリで管理し、「カレンダーPlus」を活用して期日や担当者、進捗状況をカレンダー形式で可視化。

      • 活動履歴アプリに登録された情報をもとに、基準日からの経過月ごとの件数を自動集計できる仕組みを構築。

      • 「メール共有オプション」を活用し、業者とのメールやり取りを物件ごとのメール履歴として確認できるように改善。

      【 効果 】

      • 物件ごとのタスクがカレンダー形式で確認できるようになり、「いつ・誰が・何をするか」を把握しやすくなった。

      • タスクの期日や担当者、進捗状況をkintone上で管理し、リマインダー通知を活用することで、対応漏れや見逃しの防止につながった。

      • 活動履歴をもとにした経過月別の実績集計がしやすくなり、反響や契約、決済などの状況を確認しやすくなった。

      • 業者とのメール内容を手動で活動履歴へ転記する負担が減り、物件ごとのメール履歴を追いやすくなった。

      事例詳細

      Q. どのような背景でkintoneの改修を検討されたのでしょうか?

      A. kintoneを使い込む中で、物件管理や活動履歴の集計など、さらに業務に合わせた機能が必要になってきたことがきっかけです。

      土地の仕入れから販売までを行う中で、物件ごとに工事、業者とのやり取り、反響、契約、決済など、さまざまな動きが発生します。これらの情報を物件単位で管理するために、自社でkintoneアプリを作成し、運用していました。

      ただ、実際に使い込んでいくほど、「この情報を自動で集計したい」「物件ごとのタスクをもっと分かりやすく管理したい」といった要望が増えていきました。特に、活動履歴アプリに登録された「反響」「契約」「決済」などのアクションをもとに、仕入から1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後といった経過月ごとの実績を集計する部分は、自社だけでの実装に難しさを感じていました。

      また、物件ごとのタスクについても、期日や担当者、進捗状況が見えづらく、対応漏れを防ぐためにはより分かりやすい管理方法が必要だと感じていました。

      そこで、これまで内製してきたkintoneの仕組みを活かしながら、業務に合う形へ改修できないかと考え、Lubepeakさんへ相談しました。

      Q. もともとkintoneはどのように活用されていたのでしょうか?

      A. 仕入済案件、活動履歴、顧客管理などのアプリを中心に、物件ごとの情報を蓄積する仕組みとして活用していました。

      案件管理アプリには、仕入れた物件ごとにレコードを作成し、その物件に動きがあった場合には、活動履歴アプリにレコードを追加する運用です。

      例えば、業者とのやり取りや反響、契約、決済などの情報を活動履歴として登録し、物件ごとのレコードから時系列で確認できるようにしていました。また、物件が成約した場合には顧客管理アプリに顧客情報を登録し、仕入物件とお客様情報を紐づける運用も行っていました。

      kintoneを使って物件情報、活動履歴、顧客情報を管理できる状態にはなっていましたが、アプリ間の連携や集計の部分では手動運用が残っており、効率化できる余地がありました。

      Q. Lubepeakによるサポート後、どのような効果を感じていますか?

      A. 既存のkintoneを活かしながら、タスク管理や実績集計、メール履歴の管理がしやすくなりました。

      まず大きく変わったのは、物件ごとのタスクが見えるようになったことです。

      これまでは、物件ごとに発生するタスクの期日や担当者、進捗状況を把握しづらい部分がありました。現在は、タスクをkintone上で管理し、カレンダーPlusで物件別や担当者別に時系列で確認できるため、「いつ・誰が・何をするか」が分かりやすくなりました。

      あわせて、リマインダー通知を活用することで、対応漏れや確認漏れの防止にもつながっています。

      ▼カレンダーPlusを活用したタスク管理アプリ

      カレンダーPlusによって物件のタスクを可視化している画像

      物件情報をもとにした実績も確認しやすくなりました。

      活動履歴アプリに登録された情報をもとに、基準日からの経過月ごとの件数を確認できるため、物件ごとの動きや営業状況を把握しやすくなっています。

      ▼物件に紐づく情報を集計した進捗管理表

      物件情報をまとめた集計表

      さらに、メール共有オプションを活用したことで、関係業者とのメールやり取りを物件別にメール履歴として表示・確認できるようになりました。

      これまで手動で活動履歴として転記していた内容も、物件に自動で紐づくことで確認しやすくなり、過去のやり取りを探す手間を減らすことができました。

      メール共有オプションの活用イメージ

      既存のkintoneを大きく作り替えるのではなく、これまでの運用を活かしながら、必要な部分を段階的に改善できた点が良かったです。

      自社だけでは実装が難しかった集計やプラグイン活用についても、業務内容を理解したうえで提案してもらえたため、今後もkintoneを使いながら改善していくイメージを持てるようになりました。

      今後について

      Q. 今後の展望をお聞かせください。

      A. 今後は、蓄積された物件情報や活動履歴をさらに活用し、帳票出力やAI活用にも取り組んでいきたいです。

      今回の改修によって、物件ごとのタスク管理や実績集計、メール履歴の確認が行いやすくなりました。

      今後は、kintoneに蓄積された物件情報や活動履歴をもとに、反響状況や契約・決済までの動きをより分析しやすくしていきたいです。また、請求書や発注書などの帳票出力についても、業務の流れに合わせて検討していきたいと考えています。

      将来的には、AIを活用して物件ごとの進捗確認や営業状況の把握、次に行うべき対応の整理などにもつなげていきたいです。

      今後も、これまで内製してきたkintoneの仕組みを活かしながら、必要な部分を少しずつ改善し、より使いやすいシステムにしていきたいです。

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      kintoneの導入や、本事例のような不動産売買業務における物件管理、タスク管理、既存kintoneの改修をご検討されている企業様は、お気軽にお問い合わせください。

      ※掲載内容は取材当時のものです。
      ※画像内の数値や名称は掲載用に作成しており、実際の情報とは異なります。
      ※ホームページ:https://www.tecno-a.com/

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      主にkintoneを活用した業務改善支援を行い、お客様の課題整理からシステム構築、運用定着まで伴走しています。

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