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kintoneの開発にかかる費用相場とは?|開発会社を選ぶ際のポイントも解説

kintoneの導入費用や開発費用がどのくらいかかるのかわからない
外部の開発会社に依頼した場合の相場が見えず、社内稟議を進めにくい
見積もりを依頼したものの、その金額が高いのか安いのか判断できない
―――kintoneの導入や開発を検討する中で、このようなお悩みを感じていませんか?
kintone(キントーン)は、自社の業務に合わせてアプリを作成できるクラウドサービスです。プログラミングを行わなくても顧客管理や案件管理などのアプリを作成できるため、自社で小さく導入を始めることもできます。

一方、実際の業務で利用しようとすると、複数のアプリを連携したり、帳票出力や外部サービスとの連携を追加したりする必要があり、外部の開発会社へ構築を依頼するケースもあります。
この場合、kintoneのライセンス費用に加えて、アプリの設計・構築費用、プラグインや外部サービスの利用料、データ移行費用、導入後の保守費用などが発生します。また、同じ「kintone開発」でも、1つのアプリを作る場合と、営業・受注・請求まで一連の業務をシステム化する場合では、必要な設計や開発内容が異なります。
kintoneの開発費用を比較する際は、金額だけを見るのではなく、何を依頼するのか、その金額にどこまでの作業が含まれているのかを確認する必要があります。
そこで本記事では、kintoneの開発にかかる費用相場を整理したうえで、費用を左右する要因や外部への依頼方法、開発費用を抑えるポイント、開発会社の選び方まで詳しく解説します。
kintoneの導入・開発を検討している方は、予算を決める際の参考にしてください。
- 【早見表】kintone開発費用の相場
- kintoneの開発にかかる費用の内訳
- ①kintoneのライセンス費用
- ②初期構築費用・改修費用
- ③プラグイン・外部サービスの利用料
- ④運用・保守、追加改修費用
- kintoneの開発費用を左右する主な要因
- ①構築するアプリ・業務の範囲
- ②カスタマイズの方法
- ③外部サービス・システムとの連携
- ④既存データの移行
- ⑤要件整理・業務設計の範囲
- kintoneの開発にかかる費用相場
- 小規模開発の場合
- 中規模開発の場合
- 大規模開発の場合
- kintone開発を外部へ依頼する3つの方法
- ①受託開発を依頼する
- ②定額制の開発サービスを利用する
- ③伴走支援・内製化支援を利用する
- Lubepeakのkintone定額開発サービス「KYOSOU」の料金
- kintoneの開発費用を抑えるための方法
- ①最初から作り込みすぎない(スモールスタート)
- ②基本機能を活用する
- ③見積もり前に現在の業務を整理する
- kintoneの開発会社を選ぶ際のポイント
- ①過去の支援実績
- ②技術力
- ③業務理解と提案力
- ④開発後のサポート体制
- まとめ
- kintoneの開発はルーブピークへご相談ください
【早見表】kintone開発費用の相場
まずは、kintone開発を外部へ依頼した場合の大まかな費用感を見てみましょう。
kintoneの開発費用には決まった価格があるわけではなく、対象となる業務やアプリ数、カスタマイズ内容によって変わります。
公開されているkintone開発サービスの料金例などを参考にすると、簡易的な構築で数十万円程度から、部門単位のシステム構築では100万円を超えるケース、基幹システムとしての開発のような大規模開発では数百万円以上になるケースまで幅があります。
大まかな目安を整理すると、以下のようになります。
※上記はあくまで目安です。実際の費用は、開発会社や依頼範囲、カスタマイズ内容などによって異なります。
また、「既存のkintone環境を少し改善する」のか、「現在Excelなどで行っている業務を一からkintoneへ移行する」のかによっても必要な作業は異なります。
自社の費用感を把握する際は、開発規模とあわせて、どこまでの作業を外部へ依頼するのかを整理しておきましょう。
kintoneの開発にかかる費用の内訳
kintoneを導入・開発する際に発生する費用は、主に次のように分けて考えることができます。
kintoneのライセンス費用
初期構築費用・改修費用
プラグイン・外部サービスの利用料
運用・保守、追加改修費用
①kintoneのライセンス費用
まず必要になるのが、kintone本体のライセンス費用です。以下の3つのコースが提供されています。
※価格は税抜です。
外部サービスとの連携やプラグインなどの拡張機能を利用する場合は、スタンダードコース以上を利用します。
開発費用に加えて、導入後に継続して発生するkintoneのライセンス費用も予算へ含めておきましょう。
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②初期構築費用・改修費用
外部の開発会社へ依頼する場合、中心となるのがkintoneアプリの設計・構築、既存システムの改修にかかる費用です。
たとえば、顧客管理アプリを1つ作成するだけであれば比較的小規模な構築で済みます。
一方、[顧客管理 → 案件管理 → 見積管理 → 受注管理 → 請求管理]のように、複数のアプリを連携させて一連の業務を管理する場合は、各アプリを作成するだけでなく、アプリ間でどのようにデータを連携させるかまで設計する必要があります。
具体的には、どのアプリにどのデータを持たせるのか、アプリ間でどの情報を連携するのか、誰がどのタイミングで入力・更新するのかといった「業務設計」や「データ設計」を行います。既存のkintone環境を改修する場合も、現在のアプリ構成やプラグインなどを確認し、変更による影響範囲を整理したうえで改修します。
対象となる業務やアプリ数、既存のシステム構成によって、初期構築・改修に必要な工数は変わります。
③プラグイン・外部サービスの利用料
kintoneの基本機能だけでは対応しにくい要件は、プラグインや外部サービスを組み合わせることで実現できる場合があります。
たとえば、以下のような要件です。
kintoneに連携できるWebフォームを作成
指定したレイアウトで帳票を出力
kintoneの操作に応じたチャットツールへの通知
kintoneのデータを社外へ公開
FormBridgeやkViewer、gusuku Customine、帳票出力サービスなど、有料サービスを利用する場合には、kintone本体とは別に利用料が発生します。また、同じ要件でも、利用するサービスによって料金体系は異なります。
開発費用を比較する際は、初期構築費に加えて、プラグインや外部サービスを継続して利用するためのランニングコストも確認しておきましょう。
④運用・保守、追加改修費用
kintoneの運用開始後には、現場からの要望や業務内容の変更に応じて、フィールドの追加やアプリの改修、新たな機能の追加などが必要になることがあります。
開発会社によっては、月額の保守契約、定額制の開発サービス、アドバイスを中心とした伴走支援サービスなどを提供しています。契約前には、初期構築後の修正や追加開発をどのような料金体系で依頼できるのかも確認しておくと、運用開始後を含めた費用を把握しやすくなります。
kintoneの開発費用を左右する主な要因
kintoneの開発費用は、依頼する内容によって大きく変わります。
1つのアプリを基本機能だけで構築する場合と、複数のアプリを連携させ、プラグインやJavaScriptによるカスタマイズまで行う場合では、必要となる設計・開発・テストの工数が異なります。
主に確認したいのは、次の5つです。
構築するアプリ・業務の範囲
カスタマイズの方法
外部サービス・システムとの連携
既存データの移行
要件整理・業務設計の範囲
ここからは、それぞれの要因について解説します。
①構築するアプリ・業務の範囲
まず大きく影響するのが、kintoneで管理する業務の範囲(スコープ)です。
問い合わせ管理アプリを1つ作成する場合と、顧客管理・案件管理・見積管理・請求管理まで複数のアプリを連携させて構築する場合では、必要な設計や実装の工数が異なります。アプリ数が増えると、作成する画面が増えることに加えて、アプリ全体の設計も必要になります。
たとえば、5つのアプリを作る場合でも、それぞれを独立して使うのか、顧客情報を案件や見積、請求へ引き継ぐのかによって設計内容は変わります。
開発会社へ相談する際は、「何個のアプリを作りたいか」だけでなく、「どこからどこまでの業務をkintoneで管理したいか」を伝えると、必要な開発範囲を整理しやすくなります。
②カスタマイズの方法
kintoneの基本機能だけでは実現できない要件については、プラグインやJavaScriptなどを用いた「カスタマイズ」が必要になる場合があります。
たとえば、基本機能では対応できない入力制御や画面表示、自動処理、外部サービスとの連携などです。カスタマイズの方法は、大きく分けると以下の2つがあります。
プラグイン・外部サービスを利用する
JavaScriptなどを用いて個別に開発する
既存のプラグインや外部サービスで要件を満たせる場合は、それらを活用することで、個別開発の範囲を抑えられることがあります。
既存サービスでは対応できない処理を実装する場合は、JavaScriptなどによる個別開発を行います。処理内容が複雑になるほど、仕様の整理や開発、テストに必要な工数も増えます。
そのため、kintoneの開発では、まず基本機能で対応できる範囲を確認し、不足する部分にプラグインや外部サービス、個別開発を組み合わせます。
③外部サービス・システムとの連携
外部サービスや既存システムとの連携も、開発費用を左右する要因の一つです。
kintoneのプロセス管理による承認依頼の通知をチャットツールへ送信するといったシンプルな連携もあれば、基幹システムやクラウド会計ソフトとデータを連携するような構築もあります。
外部連携では、連携先の仕様を確認したうえで、連携するデータの内容、実行するタイミング、連携方向などを設計します。同じ「外部連携」でも、kintoneから別システムへ一方向にデータを送る場合と、双方で更新されたデータを同期する場合では、必要な処理が異なります。また、連携先がAPIを公開しているか、kintone連携用のプラグインや外部サービスが用意されているかによっても実現方法は変わります。
外部連携を開発会社へ相談する際は、「何と連携したいか」に加えて、「どのデータを、いつ、どちらへ連携したいのか」まで整理しておくと、必要な開発内容を検討しやすくなります。
▼外部サービス・システムとの連携に関するコラム
④既存データの移行
Excelや既存システムで管理しているデータをkintoneへ移行する場合は、データ移行にかかる作業も開発費用に影響します。
整理された顧客一覧をCSV形式で取り込むだけであれば、比較的シンプルに移行できます。しかし、複数のExcelファイルにデータが分散していたり、同じ顧客が異なる名称で登録されていたりする場合には、kintoneへ取り込む前にデータを整理・クレンジングする必要があります。
そのため、既存システムからデータを抽出する場合や、添付ファイルを含めて移行する場合には、追加の作業が必要になる場合があります。
⑤要件整理・業務設計の範囲
開発会社へどの段階から依頼するかによっても、費用は変わります。
たとえば、「どのアプリが必要か」「どの項目を管理するか」まで自社で整理できている場合と、「Excel管理をkintoneへ移行したいが、どのような構成にすればよいかわからない」という場合では、開発前に必要な作業が異なります。後者の場合は、現在の業務フローや課題を確認し、どの業務をkintoneへ移行するのか、どのようなアプリ構成にするのかといった要件整理から進めます。
要件が曖昧なまま開発を進めると、運用開始後にアプリ構成や処理内容を変更することになり、追加の開発費用が発生する場合があります。そのため、開発費用を抑える際は、必要な設計工程を削るのではなく、使用しない機能の開発や、認識違いによる手戻りを減らすことがポイントです。
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kintoneの開発にかかる費用相場
ここまで解説したように、kintoneの開発費用は、構築する業務の範囲やカスタマイズ内容、外部システムとの連携有無などによって変わります。
そのため、開発費用に一律の相場があるわけではありませんが、予算を検討する際は、開発規模ごとに分けて考えると費用感を整理しやすくなります。
ここでは、kintoneの開発規模を次の3つに分けて見ていきます。
小規模開発:10万円~50万円程度
中規模開発:50万円~300万円程度
大規模開発:300万円以上
※上記はあくまで目安です。実際の費用は、開発会社や依頼範囲、カスタマイズ内容などによって異なります。
小規模開発の場合
小規模開発の費用相場は、10万円~50万円程度が一つの目安です。
たとえば、以下のような開発が該当します。
既存アプリの軽微な改修
単体の業務アプリの構築
一覧画面や入力画面の調整
プラグインの導入・設定
シンプルなJavaScriptカスタマイズ
すでにkintoneを利用しており、「現在使っているアプリを少し使いやすくしたい」「特定の処理だけ自動化したい」といった場合は、小規模な開発で対応できることがあります。
ただし、1つの機能を追加する場合でも、複数アプリをまたいだ処理や外部サービスとの複雑な連携が必要になると、開発規模が大きくなる場合があります。見積もりを確認する際は、機能数だけでなく、その機能を実現するために必要な設計や処理内容まで確認しておきましょう。
中規模開発の場合
中規模開発の費用相場は、50万円~300万円程度が一つの目安です。
たとえば、[顧客管理 → 案件管理 → 見積管理 → 受注管理 → 請求管理]のように、複数のアプリを連携させて業務全体を管理する構成です。
帳票出力やWebフォーム連携、JavaScriptによるカスタマイズ、プラグインの導入、既存データの移行などを組み合わせる場合もあります。この規模になると、アプリ作成に加えて、業務フローやアプリ間のデータ連携、アクセス権、運用方法なども設計します。対象となる業務やカスタマイズが増えるほど、設計・開発・テストに必要な工数も増えます。
大規模開発の場合
大規模開発では、300万円以上になるケースがあります。
たとえば、営業・受発注・在庫・請求・原価管理など、複数部門にまたがる業務をkintoneへ移行するようなケースです。
基幹システムとのAPI連携、大量データの移行、複雑なアクセス権の設計、独自画面の開発などが含まれる場合も、大規模な開発になりやすくなります。このような開発では、アプリ構築に加えて、業務整理や要件定義、設計、テスト、データ移行なども必要になります。
一度にすべての業務を移行すると開発範囲も大きくなるため、優先順位の高い業務から段階的に構築する方法もあります。
kintone開発を外部へ依頼する3つの方法
kintone開発を外部へ依頼する方法は、大きく分けて「①受託開発」「②定額制の開発サービス」「③伴走支援・内製化支援」の3つがあります。
それぞれ、開発会社へ任せる範囲や、自社側に求められる体制が異なります。
①受託開発を依頼する
受託開発は、自社が実現したい業務や要件に合わせて、kintoneの設計・構築を開発会社へ依頼する方法です。
開発会社によって対応範囲は異なりますが、業務整理や要件定義から、アプリの設計・構築、JavaScriptによるカスタマイズ、外部システムとの連携、テスト、データ移行までまとめて依頼することもできます。
社内にkintoneを構築できる担当者がいない場合や、要件整理から開発までまとめて外部へ依頼したい場合などに向いています。依頼する範囲が広くなるほど、必要な作業も増えるため、開発費用は高くなります。
見積もりを依頼する際は、総額だけで判断せず、どこまでの作業が開発費用に含まれているのかを確認しましょう。
②定額制の開発サービスを利用する
一定の開発時間を定額で確保し、その範囲内でkintoneの開発や改修を継続して依頼できるサービスもあります。
サービス内容は開発会社によって異なりますが、優先順位の高い開発から順番に進めたり、運用開始後に継続してアプリを改善したりできる点が特徴です。
たとえば、
最初にすべての要件を決めるのが難しい
複数のアプリを段階的に構築したい
運用開始後も継続して改善したい
といった場合に選択肢となります。
定額制のサービスには、1か月あたりの対応時間や作業量が設定されている場合があります。また、JavaScriptによるカスタマイズや外部連携など、対応できる開発範囲もサービスによって異なります。
契約前には、料金とあわせて、利用できる開発時間や対応範囲を確認しておきましょう。
Lubepeak株式会社でも、kintone定額開発サービス「KYOSOU」を提供しています。
業務内容を整理しながら、必要な開発を段階的に進めたい方は、以下のサービスページもあわせてご覧ください。
③伴走支援・内製化支援を利用する
伴走支援・内製化支援では、専門家からアドバイスを受けながら、自社の担当者もkintoneの構築・改善に取り組みます。
たとえば、アプリ構成や設定方法について相談しながら、自社の担当者が実際にアプリを作成します。
自社でkintoneを扱える範囲が増えると、フィールド追加や一覧の変更など、軽微な修正を社内で対応しやすくなります。将来的にkintoneを内製化したい企業や、軽微な変更のたびに外部へ依頼する状態を減らしたい企業に向いています。
一方、伴走支援を利用する場合は、社内にもkintoneの担当者を置き、専門家と相談しながら継続して改善する体制が必要です。自社で対応する範囲と、開発会社へ任せる範囲を整理しておくと、受託開発・定額開発・伴走支援のどれが適しているか判断しやすくなります。
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kintoneの伴走支援とは?|受けられるサービスやメリットを解説
Lubepeakのkintone定額開発サービス「KYOSOU」の料金
Lubepeak株式会社では、kintoneの開発を定額で依頼できる「KYOSOU」を提供しています。
KYOSOUでは、お客様の課題や要件を確認したうえで必要な開発時間の目安をご案内し、確保した開発時間の中でkintoneの構築・改修を進めます。
料金体系は以下のとおりです。
運用開始に向けては、必要な開発量に応じて「初期開発プラン」を契約し、運用開始後はミニマム・スタンダードなどを利用して継続的に改善していくことができます。
kintoneの開発費用を抑えるための方法
必要な機能まで削って初期費用を抑えると、運用開始後に追加改修が必要となり、結果として費用が増える場合があります。
kintoneの開発費用を抑える際は、不要な機能の開発や手戻りを減らし、必要な範囲から段階的に構築していく方法を検討しましょう。
①最初から作り込みすぎない(スモールスタート)
kintoneは、必要な業務から運用を始め、後から対象範囲を広げることができます。
たとえば、最終的には顧客管理から請求管理までkintoneで管理したい場合でも、まずは顧客管理からスタートし、運用が定着してから見積管理や請求管理へ広げる方法があります。最初から多くの機能を盛り込むと、要件整理や設計、開発にかかる工数も増えます。また、実際に運用してみると、「想定していた機能をほとんど使わなかった」「別の入力項目や機能が必要になった」とわかることもあります。
必要な範囲から始め、実際の利用状況を確認しながら追加開発することで、使用しない機能の開発や大きな手戻りを減らせます。
②基本機能を活用する
kintoneには、一覧、グラフ、通知、アクセス権、プロセス管理など、業務アプリを構築するためのさまざまな機能が用意されています。
基本機能だけでは対応できない場合に、プラグインや外部サービス、JavaScriptによるカスタマイズを検討します。
そのため、[基本機能 → プラグイン・外部サービス → JavaScriptなどによる個別開発]の順に検討すると、基本機能で対応できる内容まで個別に開発することを避けられます。また、個別開発を減らすことは初期費用だけでなく、kintoneのアップデートや仕様変更があった際の保守範囲を減らすことにもつながります。
③見積もり前に現在の業務を整理する
開発会社へ相談する前に、現在の業務や課題をある程度整理しておくと、必要な開発範囲を検討しやすくなります。
自社で詳細な要件定義書まで作成する必要はありません。
たとえば、以下のような内容を整理しておくだけでも、開発会社側で必要なアプリや機能を検討する材料になります。
現在どのような方法で管理しているのか
どの作業に時間がかかっているのか
どの情報がExcelや別システムに分散しているのか
kintoneを使って何を改善したいのか
「とりあえずkintoneを導入したい」という状態から相談する場合は、開発会社側で業務整理から行う必要があります。現在の業務と課題を整理したうえで相談すると、必要な機能と優先順位を決めやすくなり、不要な機能追加や開発後の手戻りを減らせます。
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kintoneのカスタマイズを外注する前に読むべき完全ガイド
kintoneの開発会社を選ぶ際のポイント
kintoneの開発会社を選ぶ際は、次の4つのポイントを確認しましょう。
過去のプロジェクト実績
技術力
業務理解と提案力
開発後のサポート体制
kintoneの開発会社によって、得意とする業種や開発範囲、サポート体制は異なります。見積金額とあわせて、自社の業務や目的を理解したうえで、適切な構成や実現方法を提案してもらえるかを確認しましょう。
①過去の支援実績
kintoneの開発会社を選ぶ際は、これまでに携わった案件の内容や業界、開発規模など、「過去の支援実績」を確認しましょう。特に、自社と近い業種や業務内容での実績があるかどうかは確認しておきたいポイントです。
類似した業務での支援実績があれば、業界特有の慣習や業務フローを踏まえたうえで、アプリ構成や運用方法を提案してもらいやすくなります。導入事例を見る際は、「kintoneを導入した」という結果だけでなく、どのような課題に対して、どのようなアプリや仕組みを構築したのかまで確認すると、自社で依頼したい内容と近い実績があるか判断しやすくなります。
Lubepeak株式会社でも、kintoneの導入事例を公開しています。
改善したい業務がある程度決まっている方は、ぜひ導入事例もご覧ください。
②技術力
kintoneの開発会社を選ぶ際は、API連携やJavaScriptを用いたカスタマイズなど、専門的な開発に対応できる技術力があるかも確認しましょう。
業務内容によっては、外部サービスとの連携や画面表示・入力制御など、基本機能だけでは対応できないカスタマイズが必要になる場合があります。一方、基本機能や既存のプラグインで対応できる内容まで個別開発すると、初期費用だけでなく、その後の保守負担も増える可能性があります。
自社が実現したい内容に対して、基本機能・プラグイン・個別開発の中から適切な方法を選べるかという点も確認しておきましょう。
ただし、非エンジニアの方が開発会社の技術力を正確に判断するのは簡単ではありません。
そのような場合は、サイボウズ社公認のオフィシャルパートナーであるか、kintone認定資格を持つエンジニアが在籍しているかなども、判断材料の一つになります。
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kintoneのパートナーとは?|自社に合ったパートナーを選ぶポイントを解説
③業務理解と提案力
kintoneの開発では、業務内容を理解したうえで、アプリ構成や実現方法を提案できるかも確認したいポイントです。
たとえば、「この機能を追加してほしい」という要望があった場合でも、現在の業務フローや目的を確認すると、機能を追加するよりアプリ構成や運用方法を変更した方がシンプルに対応できることがあります。
また、プラグインで対応できる要件にJavaScriptを使った個別開発を行えば、開発費用や保守範囲が増えてしまいます。
依頼した機能をそのまま作るだけでなく、何のためにその機能が必要なのかを確認し、基本機能・プラグイン・個別開発を含めて実現方法を提案してもらえるかを確認しましょう。
④開発後のサポート体制
kintoneの運用開始後には、「新たにフィールドを追加したい」「入力チェックの条件を変更したい」「別の業務にも横展開したい」といった要望が出てくることがあります。
開発会社を選ぶ際は、納品後の機能追加や保守・運用相談に対応しているかも確認しておきましょう。
サポート内容は会社によって異なります。
たとえば、軽微な設定変更まで保守契約に含まれる場合もあれば、不具合対応のみが対象となり、機能追加は別途見積もりとなる場合もあります。契約前に、保守の対象範囲、追加開発の依頼方法、料金体系を確認しておくと、運用開始後に必要となる費用も把握しやすくなります。
まとめ
本記事では、kintoneの開発にかかる費用相場や、費用を左右する要因、外部への依頼方法、開発会社を選ぶ際のポイントについて解説しました。
kintone開発の費用は、小規模な構築・改修で10万円~50万円程度、複数アプリを使った中規模な業務システムで50万円~300万円程度、複数部門や基幹システムとの連携を含む大規模開発では300万円以上が一つの目安です。
実際の見積金額は、対象業務やアプリ数、カスタマイズ、外部連携、データ移行、要件整理の範囲などによって変わります。
開発会社へ相談する際は、現在の業務と改善したい課題を整理したうえで、見積金額だけでなく、どこまでの作業が含まれているのか、導入後にどのような費用が発生するのかも確認しておきましょう。
kintoneの開発はルーブピークへご相談ください
kintoneの導入・開発では、アプリの作成に加えて、業務整理やアプリ構成の設計、プラグイン・外部サービスの選定、カスタマイズ方法の検討なども必要になります。
Lubepeak株式会社では、kintoneの特性を踏まえた業務整理・設計から、開発、運用開始後の改善まで一貫してご支援しています。また、kintone定額開発サービス「KYOSOU」では、必要な開発時間を確保し、優先順位の高いアプリや機能から段階的に開発を進めることも可能です。
「どこまで開発すべきか分からない」「見積もりの内容や費用が適切か判断できない」「導入後も継続して改善していきたい」といったお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
Lubepeak株式会社 代表
平井 将吾

~ 経歴 ~
2021年
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社へ新卒入社2022年~2025年
官公庁において、「kintone」の導入で「自治体DX」を多数支援2025年10月~
Lubepeak株式会社を設立。
中小企業のお客様を対象に「kintone」の導入支援を行い、要件整理から運用定着まで一貫支援2026年1月
Lubepeak株式会社が「サイボウズコンサルティングパートナー」に認定2026年6月
Lubepeak株式会社が「サイボウズプロダクトパートナー」に認定2026年10月
kintone連携チャットツール「ChatCrew」をリリース

サイト運営者
kintone定額開発サービス
当社では、kintone開発を定額制で行うサービスを提供しています。
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