投稿日:2026年6月27日
更新日:2026年6月29日
kintoneのパートナーとは?|自社に合ったパートナーを選ぶポイントを解説

Excelでの顧客管理や、紙の報告書での業務に限界を感じている
kintoneが良さそうとは知っているが、社内にITに強い人材(エンジニア)がいない
―――kintoneの導入を検討している中小企業の経営者のなかには、そのような悩みを抱えている方も少なくありません。
kintone(キントーン)は自由度が高い一方で、どの業務からアプリ化すべきか、どのように運用ルールを整えるべきかで迷いやすいツールでもあります。

そんな方に利用をおすすめしたいのが、kintoneのパートナーです。
パートナーは、kintoneの導入前後のクライアントをサポートするサイボウズ社公認の協力企業で、伴走サービスや定額開発、有償研修といったサービスを提供してくれます。
本記事では、kintoneパートナーの認定条件や、パートナーができること、利用するメリット・デメリットなどについて解説します。
自社に合ったパートナーを選ぶためのポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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- kintoneのパートナーはサイボウズ社公認の支援企業
- レジスタードとは
- オフィシャルパートナーとは
- kintoneのオフィシャルパートナーの認定条件と認定後の継続条件
- 認定条件について
- 継続条件について
- kintoneのパートナーができること
- ①伴走サービス
- ②定額開発
- ③セミオーダー型kintoneアプリパッケージの導入
- ④有償研修
- kintoneのパートナーを利用するメリットとデメリット
- メリットについて
- デメリットについて
- 自社に合ったkintoneのパートナーを選ぶためのポイント
- ①CyPN Reportでの評価をチェックする
- ②プラグインや連携サービスの取扱い数をチェックする
- ③パートナーの得意分野をチェックする
- ④料金体系と支援範囲をチェックする
- まとめ
kintoneのパートナーはサイボウズ社公認の支援企業
kintoneパートナーとは、kintoneの導入前後のクライアントをサポートするサイボウズ社公認の協力企業です。
正式認定された「オフィシャルパートナー」と、その候補企業として位置付けられる「レジスタード」の2種類があります。
ただ、オフィシャルパートナーには、いきなりなることはできません。まずレジスタードに登録する必要があります。
レジスタード期間に認定条件を満たした企業はオフィシャルパートナーに認定され、認定されたパートナーは「コンサルティング」「プロダクト」「ディストリビューター」のいずれかのカテゴリに所属します。
この前提条件を踏まえ、まずはオフィシャルパートナーとレジスタードについて解説します。
レジスタードとは
レジスタードは、サイボウズ製品を活用したビジネスを展開する意向があり、オフィシャルパートナーになる準備をしている企業です。
レジスタードに登録すると、情報ポータルサイト「Registered Portal」の利用が可能になり、クライアントへの提案や学習に役立つコンテンツを閲覧できます。
レジスタードの登録条件については、次のとおりです。
<登録条件>
現在オフィシャルパートナーではないこと
法人格であること
レジスタード規約に同意すること
出典:サイボウズ株式会社「Cybozu Partner Networkのご紹介 CyPNご加入前の企業様向け」
オフィシャルパートナーとは
オフィシャルパートナーは、サイボウズ社に認定された企業です。
「コンサルティングパートナー」「プロダクトパートナー」「ディストリビューター」の3種類があります。
コンサルティングパートナー:販売・提案・開発・構築・コンサルティングなどの活動をするパートナー
プロダクトパートナー:サイボウズ製品と連携する製品・サービスを提供するパートナー
ディストリビューター:サイボウズ製品のディストリビューションを行うパートナー(※現在は募集休止中)
出典:サイボウズ株式会社「サイボウズのパートナー制度」
Lubepeak株式会社は、「コンサルティングパートナー」および「プロダクトパートナー」として、kintoneの導入・開発・運用支援を行っています。
kintoneの導入をパートナーへ相談したい方は、ぜひルーブピークへご相談ください。
kintoneのオフィシャルパートナーの認定条件と認定後の継続条件
ここからは、kintoneのオフィシャルパートナーの認定条件と認定後の継続条件について解説します。
認定条件について
kintoneのオフィシャルパートナーの認定条件は次のとおりです。
<認定条件>
レジスタード登録
実績2件以上
コンサルティングパートナー:kintone認定資格アソシエイト1名以上
プロダクトパートナー:連携サービス認定基準を満たす
この認定条件を満たした状態で、担当者面談と責任者面談を通過すると、オフィシャルパートナーの認定を受けられます。
このように、オフィシャルパートナーは一定の実績や体制をもとに認定されるため、kintoneの導入や開発を外部に相談する際の判断材料になります。
ただし、パートナーごとに得意領域は異なるため、認定の有無だけでなく、自社の課題に合った支援が受けられるかを確認することが重要です。
出典:サイボウズ株式会社「サイボウズのパートナー制度」
継続条件について
kintoneのオフィシャルパートナー認定後の継続条件は次のとおりです。
<継続条件>
窓口担当者の配置:サイボウズ社との連絡窓口として、担当者を配置する必要があります。担当者を通じて、サイボウズ社からのお知らせやビジネスプラン・活動報告を提出します。
活動報告の提出:オフィシャルパートナー認定時に今後のビジネスプランを提出します。更新時には、活動報告を提出します。
年会費:年度始めに当該年度の活動費として、年会費税抜10万円を支払う必要があります。
出典:サイボウズ株式会社「サイボウズのパートナー制度」
kintoneのパートナーができること
kintoneのパートナーができることには、次の4つがあります。
伴走サービス
定額開発
セミオーダー型kintoneアプリパッケージの導入
有償研修
パートナーができることを把握しておくことで、協力を依頼しやすくなります。ぜひ参考にしてください。
①伴走サービス
kintoneの伴走サービスでは、業務改善のプロであるパートナーが、課題に合わせて適切なアドバイスを提供したり、導入後も継続的にサポートしたりしてくれます。
伴走サービスは、自社の方針や現状の課題を踏まえ、ITツールの選定を含めてアドバイスや開発・教育支援を受けられるのが特長です。システムが構築された後も定期的なコミュニケーションを取りながら、システムの改善を目的とした提案を受けられます。
伴走サービスで具体的に受けられるサービスは、次のとおりです。
業務コンサルティング
kintone内製化支援
kintoneアプリ設計・開発
教育・研修
定例会での運用相談
▼「伴走サービス」公式サイトはこちら
kintoneの伴走サービス | パートナー企業に相談する | kintone(キントーン)
②定額開発
定額開発では、決められた時間と金額の中で、kintoneのアプリ開発を進めます。最適なアプリの設計・開発を支援してくれます。
クライアントの目の前で要望を反映しながら対面開発を実施してくれる場合もあります。
定額開発で受けられるサービスは、次のとおりです。
業務プロセスの設計・アドバイス
kintoneアプリの設計・開発
運用後の保守サポート
Lubepeakの定額開発サービス「KYOSOU」について
Lubepeak株式会社は、定額開発サービス「KYOSOU」を提供しています。
KYOSOUは、「kintoneを契約してみたものの、うまく業務に落とし込めていない」「自社でアプリを作ってみたが、現場に定着しなかった」といった課題を抱える企業に向けた、kintoneの定額開発サービスです。

kintoneはノーコード・ローコードでアプリを作成できる便利なツールですが、実際に業務で使いやすい形にするには、単にアプリを作るだけでは不十分です。
たとえば、
どの業務からkintone化するべきか
どこまで基本機能で対応できるのか
プラグインや外部連携が必要になるのはどこか
現場が入力しやすい画面設計になっているか
運用後に改善し続けられる仕組みになっているか
といった点を整理しながら進める必要があります。
KYOSOUでは、事前相談の段階から業務フローやシステム化したい内容を整理し、kintoneの設計・開発・運用支援まで一貫してサポートします。
定額開発サービスのため、都度見積もりの開発と比べて費用感を把握しやすく、運用しながら必要な改善を継続的に進めやすい点も特長です。
kintoneの導入やアプリ開発、既存環境の改善でお悩みの方は、ぜひサービスの詳細をご覧ください。
③セミオーダー型kintoneアプリパッケージの導入
セミオーダー型kintoneアプリパッケージは、特定の業種や業務に合わせてkintone上で開発されたアプリのパッケージです。
利用イメージが湧きやすく、業務改善を素早く始められたり、自社に合わせたカスタマイズがしやすかったりするメリットがあります。パートナーの支援を受けていると、その過程でセミオーダー型kintoneアプリパッケージの導入支援を受けられる場合があります。
導入支援を受けられるパッケージの例は、次のとおりです。
営業支援パッケージ
人事業務パッケージ
製造業パッケージ
不動産業パッケージ
建築業パッケージ
▼「セミオーダー型kintoneアプリパッケージ」公式サイトはこちら
セミオーダー型 kintone アプリパッケージ | パートナー企業に相談する | kintone(キントーン)
④有償研修
有償研修では、パートナーがkintoneユーザー向け操作指導をしたり、管理者向け運用研修を実施してくれます。
多彩なメニューがある有償研修は、連携サービスの使い方から高度なカスタマイズまで、レベルに合わせた研修メニューがあります。自社のレベルに合った研修メニューを選択できるため、効率よくスキルを身につけられるメリットがあります。
kintoneの有償研修の具体例は、次のとおりです。
kintone導入決定後:システム管理者や導入担当チームがまず研修でアプリの作成方法や管理のノウハウを学びます
kintone利用開始後:現場メンバーがユーザー向け研修で、kintoneの使い方を学びます
kintone活用の浸透後:システム管理者や現場責任者がカスタマイズや連携サービスの研修で、高度なアプリ作成や業務改善のスキルを学びます
▼「有償研修」公式サイトはこちら
kintoneの有償研修 | パートナー企業に相談する | kintone(キントーン)
kintoneのパートナーを利用するメリットとデメリット
ここからは、kintoneのパートナーを利用するメリットとデメリットについて解説します。
メリットについて
kintoneのパートナーを利用するメリットは、導入前の業務整理からアプリ設計、開発、運用後の改善まで、専門的なサポートを受けられることです。
kintoneはローコード・ノーコードでアプリを作成できるツールですが、自社の業務に合った形で設計し、現場で使いやすく整えるには一定の知識や経験が必要です。
特に、JavaScriptを用いたカスタマイズや外部サービスとの連携を行う場合は、専門的な開発知識が求められます。そのため、社内だけで対応するよりも、kintoneに詳しいパートナーへ相談した方がスムーズに進められるケースもあります。
また、パートナーによっては、導入後の問い合わせサポートや、外部システムとの複雑な連携、プラグイン選定などにも対応しています。
kintoneを導入して終わりにするのではなく、継続的に改善しながら活用していきたい場合は、こうした支援を受けられるパートナーを選ぶと安心です。
デメリットについて
kintoneのパートナーは、企業によってスタイルや得意領域、対応範囲が異なります。
たとえば、販売のみを行っているパートナーもいれば、アプリ開発や外部サービス連携まで対応しているパートナーもあります。また、中小企業向けの導入支援を得意とする企業もあれば、大規模なシステム開発を得意とする企業もあります。
そのため、自社の課題や依頼したい内容に合わないパートナーを選んでしまうと、期待していた支援を受けられず、費用や時間が無駄になってしまう可能性があります。
また、ライセンス契約やユーザー追加をパートナー経由で行う場合、手続きに時間がかかるケースもあります。
急ぎで契約内容を変更したい場合は、どの程度の期間で対応してもらえるのか事前に確認しておくと安心です。
自社に合ったkintoneのパートナーを選ぶためのポイント
自社に合ったkintoneのパートナーを選ぶためのポイントには、次の4つがあります。
<パートナー選定ポイント>
CyPN Reportでの評価をチェックする
プラグインや連携サービスの取扱い数をチェックする
パートナーの得意分野をチェックする
料金体系と支援範囲をチェックする
これらのポイントを押さえることで、自社に合ったパートナーに出会う可能性が高まりますので、ぜひ参考にしてください。
①CyPN Reportでの評価をチェックする
優れたパートナーを選びたい場合は、CyPN Report(正式名称:Cybozu Partner Network Report)での評価をチェックしてください。
CyPN Reportは、オフィシャルパートナーの過去1年間の活動実績をもとに、サイボウズ株式会社が高く評価したパートナーに星を付与する制度です。
パートナーの活動に応じて、5つの評価部門があります。
<コンサルティングパートナー>
セールス部門:製品の提案・導入支援などの販売活動を行うパートナー
インテグレーション部門:開発・構築・コンサルティング・教育などの役務活動を行うパートナー
<プロダクトパートナー>
アライアンス部門:サイボウズ製品と連携する独立サービス
エクステンション部門:サイボウズ製品の拡張機能を提供する連携サービス
セミオーダー部門:kintoneを利用した業種業務特化型パッケージ
5つの評価部門では、セールス部門で「クラウド製品新規サブドメイン数」「クラウド製品顧客継続率」、アライアンス部門で「連携手段」「セキュリティ品質」といった具合に、複数の評価軸で評価が行われます。
複数の評価軸による評価の結果、評価が高い順に三つ星(★★★)、二つ星(★★)、一つ星(★)がパートナーに与えられます。可能であれば三つ星を与えられたパートナーを選ぶのが理想的ですが、一つ星や二つ星のパートナーでも信頼に足るため、問題はありません。
出典:サイボウズ株式会社「CyPN Reportとは」
②プラグインや連携サービスの取扱い数をチェックする
パートナーを選ぶ前に、プラグインや連携サービスの充実度をチェックしましょう。パートナーによっては、自社のニーズを満たせるプラグインや連携サービスを取り扱っていない企業もいるためです。
取り扱うプラグインや連携サービスを公式サイトなどで明記していないパートナーもありますが、提供するプラグインを一挙に公開しているパートナーもいます。
kintoneの将来的な拡張を重視している場合は、取り扱うプラグインや連携サービスを公開しているパートナーを選ぶと良いでしょう。
③パートナーの得意分野をチェックする
パートナーを選ぶ前に、パートナーの得意分野をチェックしましょう。前述のとおり、パートナーによってスタイルや得意領域、対応範囲が異なるためです。
パートナーの得意分野については、「サイボウズのパートナーネットワーク」で個別企業を調べた際に確認できます。
提供サービスやkintone認定資格取得者数も明示されているため、必ず確認すると良いでしょう。
④料金体系と支援範囲をチェックする
kintoneのパートナーを選ぶ際は、料金体系と支援範囲も確認しておきましょう。
スポットで開発を依頼する形式なのか、月額・定額で継続的に相談できる形式なのかによって、依頼のしやすさは変わります。
たとえば、最初にアプリを作って終わりではなく、運用しながら改善を重ねたい場合は、開発後の修正や相談まで対応してくれるパートナーを選ぶと安心です。
また、どこまでが基本料金に含まれ、どこから追加費用が発生するのかを事前に確認しておくことで、導入後の認識違いも防ぎやすくなります。
まとめ
本記事では、kintoneのパートナー制度の概要や、パートナーができること、自社に合ったパートナーを選ぶ際のポイントについて解説しました。
kintoneは、業務に合わせて柔軟にアプリを作成できる便利なツールです。一方で、業務整理やアプリ設計、運用ルールの整備まで含めて考えなければ、現場に定着しないケースもあります。
そのようなときに有効なのが、サイボウズ社公認のkintoneパートナーに相談することです。
パートナーごとに得意分野や対応範囲は異なるため、CyPN Reportでの評価や支援実績、取り扱っているプラグイン・連携サービスなどを確認しながら、自社に合った相談先を選ぶことが重要です。
Lubepeak株式会社では、kintoneの導入・開発・運用支援を行っています。
「kintoneを導入したいが、何から始めればよいかわからない」「継続的に相談できるパートナーを探している」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
Lubepeak株式会社 代表
平井 将吾

~ 経歴 ~
2021年
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社へ新卒入社2022年~2025年
官公庁において、「kintone」の導入で「自治体DX」を多数支援2025年10月~
Lubepeak株式会社を設立。
中小企業のお客様を対象に「kintone」の導入支援を行い、要件整理から運用定着まで一貫支援
<主なサービス>
・ kintone定額開発サービス 「KYOSOU」
・ kintoneプラグイン提供サービス 「Plugin to Peak」2026年1月
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