投稿日:2026年3月24日
更新日:2026年4月1日
kintoneとMicrosoft 365を連携|サイボウズ連携コネクタでできること

kintone(キントーン)を運用していると、気づかないうちに「手作業」が増えていませんか?
メール対応やチャット通知、ファイル管理など、他サービスとの間で発生する作業を手動で行っているケースも少なくありません。
例えば、以下のような作業はないでしょうか。
Outlookで受信した問い合わせメールの内容をkintoneに転記している
kintone内で管理しているレコードで対応が必要なレコード情報を、Teamsのチャネルで都度共有している
kintoneに格納したファイルをOneDriveにもアップロードしている
これらの作業は一つひとつはシンプルですが、日々の積み重ねによって大きな業務負担となり、入力ミスや対応漏れの原因にもつながります。
kintoneは、業務データを一元管理できる非常に便利なツールですが、他サービスとの連携を前提とした運用では、どうしても人の手による橋渡しが発生しがちです。この状態では、本来目指すべき業務効率化の効果を十分に発揮できているとは言えません。
こうした課題を解決するのがkintoneおよびGaroonの新オプションサービス「連携コネクタ」です。
連携コネクタは、kintoneとMicrosoft 365(M365)をつなぎ、データ連携や通知処理を自動化できるサービスです。専門的な開発を行わなくても、業務に合わせた連携を構築できる点が特徴です。
そこで本記事では、kintoneとMicrosoft 365を連携することで何ができるのか、具体的な活用イメージや導入メリットを実務目線でわかりやすく解説していきます。
「連携コネクタ」とは?
「連携コネクタ」とは、kintone、GaroonとMicrosoft 365の主要なサービスをノーコードで連携できるオプションサービスです。連携対象としては、Outlook、Teams、Excel Oneline、SharePointで、別ドメインのkintoneやGaroonなどとも連携できます。

※参考:連携コネクタ説明資料
サイボウズ社が提供するオプションサービスで、正式リリースは2026年5月20日(水)13時に予定されています。
料金プラン(2026年3月時点)
参考までに、現在公開されている料金プランを掲載します。「フリープラン」も用意されており、無料で導入検討を進めることが可能です。
| 試用(30日間) | フリー | 月額 | 年額 | |
|---|---|---|---|---|
| 料金 | 無料 | 無料 |
10,000円(税抜) /月間10,000ステップ |
120,000円(税抜) /月間10,000ステップ |
| 月間ステップ数上限 | 3,000 | 3,000 | 10,000 × 購入本数 | 10,000 × 購入本数 |
※ステップ:連携コネクタの各シナリオで設定されている個々の処理の単位です。シナリオを実行するたびにステップが消費されます。
\ kintoneのプロが対応 /
連携コネクタでできること(対応サービス一覧)
連携コネクタでは、kintoneとさまざまな外部サービスを組み合わせた自動化が可能です。
主な連携先の例としては、以下のようなサービスが挙げられます。
Outlook(メール)
Microsoft Teams(チャット・通知)
OneDrive(ファイルストレージ)
Excel Online(データ管理)
kintone(※別ドメインも可)
Garoon
これらのサービスとkintoneを連携させることで、各業務で利用しているツール同士をシームレスに接続できます。
kintoneとMicrosoft 365の連携で生み出される価値
kintoneとMicrosoft 365を連携することで、これまで分断されていた業務の流れを一つにつなげることができます。
これにより、
手作業による転記や通知の削減
入力ミスや対応漏れの防止
情報共有のスピード向上
などの効果が期待できます。
また、業務の流れが標準化されることで、属人化の解消や運用の安定化にもつながります。
はじめかた
連携コネクタには、以下のURLからログインできます。
連携コネクタログインURL:https://connect.biztex.co.jp/login
ログインすると次のようなダッシュボードが表示されます。連携を始めたい場合、まずはメニューバーから「プロジェクト」を選択します。

作成した連携はプロジェクトという単位で管理されます。
新たにプロジェクトを作成したい場合は新規、既存のプロジェクトに追加したい場合は既存のプロジェクトをクリックします。プロジェクトは業務や組織で分けるとわかりやすくなります。

連携コネクタでは、一連の処理を「シナリオ」と呼びます。新たに処理を追加したい場合は「新規シナリオ作成」から開始します。

\ kintoneのプロが対応 /
設定はシンプルな「シナリオ形式」
シナリオは文字通り「台本」「筋書き」で、kintoneとその他のサービスをどのように連携させるかの流れをグラフィカルに設定することができます。
例えば、
Outlookでメール受信 → kintoneにレコード作成 → Teamsに通知
といった一連の流れを、1つのシナリオとして定義できます。

設定画面では、トリガー(きっかけ)とアクション(実行処理)を組み合わせることで、視覚的に連携フローを構築できます。
プログラミングの知識がなくても扱いやすく、業務担当者自身で改善・運用しやすい点も大きな特徴です。
連携コネクタの利用に必要なもの
連携コネクタでは、kintoneおよびMicrosofot 365それぞれのアクセス権が必要になります。
kintoneではWebhookやAPIを利用するため、各アプリの管理権限が必要です。また、Microsoft 365との連携には、OAuth認証を利用します。連携時には、メールやファイルなど利用する機能に応じたアクセス権限の許可が求められます。
なお、組織の設定によっては管理者による承認が必要となる場合があります。
活用シーン
連携コネクタを活用することで、さまざまな業務シーンを効率化できます。代表例としては、以下のようなものがあります。
<連携コネクタの活用例>
Teams連携:kintoneの更新内容を自動通知
Outlook連携:問い合わせメールをkintoneに自動登録
OneDrive連携:フォルダ作成やファイル管理の自動化
Excel連携:データの出力・活用の効率化
kintone間の連携:別契約のkintone環境へのデータ連携
それぞれの詳細については今後の記事で具体的に紹介しますので、ぜひ導入の検討に役立ててください。
(▼kintone × Teams連携に関する記事はこちら)

どのようなユーザーに向いているか
連携コネクタは、特に以下のような課題を抱えているkintoneユーザーに適しています。
手作業による転記や通知が多い
複数のクラウドサービスを併用している
業務の属人化やミスを減らしたい
現場主導で業務改善を進めたい
これらの課題に対して、連携コネクタを活用することで、業務フロー全体の効率化と標準化を実現できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
連携コネクタは、「kintone」と「Microsoft 365」をはじめとした外部サービスをつなぎ、業務の中で発生する「手作業」を自動化できるサービスです。
メール対応や通知、ファイル管理など、これまで個別に行っていた作業を連携することで、業務フロー全体をスムーズに統合できます。
また、シナリオ形式で直感的に設定できるため、専門的な開発知識がなくても、自社の業務に合わせた自動化を実現できる点も大きな特徴です。
連携コネクタを活用することでどのように業務が変わるのか、今後の記事でぜひ具体的な活用イメージを確認してみてください。
\ kintoneのプロが対応 /
kintone導入はルーブピークへ

kintoneの力は非常に強力ですが、基本機能だけでは解決できないような複雑な要件や課題も存在します。そんな時は、業務理解に応じたアプリ設計やプラグインの活用が必要です。
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kintone定額開発サービス「KYOSOU」
外部連携が必要な業務へのkintone導入実績も多数ございます。kintoneの導入や外部連携を伴うシステムの開発をご検討されているという企業様は、お気軽にお問い合わせください。
Lubepeak株式会社 代表
平井 将吾

~ 経歴 ~
2021年
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社へ新卒入社2022年~2025年
官公庁において、「kintone」の導入で「自治体DX」を多数支援2025年10月~
Lubepeak株式会社を設立。
中小企業のお客様を対象に「kintone」の導入支援を行い、要件整理から運用定着まで一貫支援
<主なサービス>
・ kintoneシステム開発サービス 「KYOSOU」
・ kintoneプラグイン提供サービス 「Plugin to Peak」2026年1月
Lubepeak株式会社が「サイボウズオフィシャルパートナー」に認定


この記事を書いた人
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