投稿日:2026年8月14日
更新日:2026年8月14日
トヨクモスケジューラーとは?|主要機能・活用例やkintone・Googleカレンダーとの連携方法を解説

社内・社外のメンバーとの日程調整を効率化したい
kintoneの「顧客情報」と「顧客に紐づく予定」を関連付けて管理したい
Googleカレンダーなどに登録した予定もまとめて管理したい
―――社内メンバーの予定管理や、取引先との日程調整、外部とのスケジュール共有などが日々の業務負担になっていませんか?
スケジュール管理の方法が社内で統一されていないと、メンバーの予定を把握するために個別で確認が必要になったり、会議室や社用車などの利用状況を確認する手間が発生したりします。
また、社外との日程調整をメールやチャットで行っている場合、候補日の確認を何度も繰り返すことになり、調整に時間がかかるケースも少なくありません。
こうした予定管理や日程調整の課題を解決する方法の一つが、トヨクモ株式会社が提供する「トヨクモスケジューラー」です。

トヨクモスケジューラーでは、社内メンバーの予定管理や施設予約、社外との日程調整に加え、Googleカレンダーやkintoneなどの外部サービスと連携することもできます。
本記事では、トヨクモスケジューラーの主要機能や外部サービスとの連携方法、具体的な活用例などを分かりやすく解説します。
- トヨクモスケジューラーとは?
- 主要機能・活用例
- 1. カレンダー表示・予定管理
- 活用例:プロジェクトメンバーのスケジュール管理
- 2. 日程調整
- 活用例:採用面接調整 × 日程調整ページ
- 3. コメント機能
- 4. 日報作成
- GoogleカレンダーやOutlookなどの外部サービスとも連携可能
- Google Workspace連携
- Googleカレンダー・Outlook連携
- Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsとも連携可能
- kintoneとの連携で「予定」と「業務データ」を紐づけられる
- 予定データをkintoneへリアルタイムに同期できる
- kintoneの顧客情報などを予定へ自動入力できる
- 活用例:営業活動 × kintone連携
- トヨクモスケジューラーの料金プラン(2026年8月時点)
- 3つの料金プラン
- まとめ
- kintoneとトヨクモスケジューラーの連携ならルーブピークへ
トヨクモスケジューラーとは?
トヨクモスケジューラーは、トヨクモ株式会社が提供する社内・社外を問わず予定管理・日程調整・カレンダー共有が可能なクラウド型のグループカレンダーです。
社内の予定が一目でわかるようになり、社内外の日程調整をスムーズにします。また、kintoneと連携できるため、kintoneの情報を起点としたスケジュール管理を実現し、「予定データ」と「業務データ」を紐づけることができます。
個人ビュー、グループビュー、空き時間ビュー、日程調整ページなどを搭載し、誰でも直感的に使える操作性が特徴です。
また、無料のスマホアプリも提供されており、PCだけでなく外出先からでも予定の閲覧・更新が可能です。
主要機能・活用例
1. カレンダー表示・予定管理
ここでは、トヨクモスケジューラーの主要機能を紹介します。
個人ビュー:週/月表示で予定を表示
グループビュー:特定のメンバーや施設を縦に並べて表示
タスク:期限付きの個人タスクをカレンダーに表示
日報:予定/タスクを時系列で並べたテキストを自動生成できるため、日報作成に活用できます
繰り返し予定・色分け:用途に応じて予定を分類・視覚化
施設予約:会議室や社用車など社内リソースの使用状況を可視化
Scheduler AI(β版):毎朝、その日の予定をAIが案内します。また、「今日の予定は?」「空いている時間は?」など、自然言語に対してAIが回答します。
▼シンプルなUIで、直感的に使える操作性(グループビュー)

そのほかの機能については、公式サイトでも詳しく紹介されています。
https://www.toyokumo.app/scheduler/function
活用例:プロジェクトメンバーのスケジュール管理
トヨクモスケジューラーでは、部署などの所属に関係なく、特定のメンバーをまとめた「グループ」を作成できます。
そのため、複数部署からメンバーが参加するプロジェクトでも、プロジェクト単位でスケジュールを管理することが可能です。
たとえば、「CRM導入プロジェクト」に参加するメンバーをグループとして登録しておけば、グループビューを開くだけで、対象メンバーの予定をまとめて確認できます。期限を設定したタスクはカレンダーにも表示できるため、メンバーの予定とタスクをあわせて確認しながら、プロジェクト全体の状況を把握しやすくなります。
▼プロジェクトメンバーをまとめたグループの作成イメージ

また、プロジェクトメンバー全員でミーティングを設定する際は、「空き時間ビュー」が便利です。
メンバーを選択すると全員の空き時間をまとめて確認でき、そのまま空いている時間帯へ予定を追加できます。複数人のカレンダーを一人ずつ確認する必要がなくなり、プロジェクト内の日程調整もスムーズに行えます。
2. 日程調整
トヨクモスケジューラーでは、社内メンバーの予定を管理するだけでなく、社内外との日程調整を効率化する機能も用意されています。
社内メンバーとの日程調整では「空き時間ビュー」を利用することで、複数のメンバーや施設の空き状況をまとめて確認できます。
たとえば、プロジェクトメンバー全員が参加できる時間帯や、利用可能な会議室を確認しながら、そのまま予定を登録するといった使い方が可能です。

一方、取引先や採用候補者など、社外の人と日程を調整するときに便利なのが「日程調整ページ」です。
日程調整ページでは、受付期間や曜日、時間帯、予定の長さなどをあらかじめ設定し、発行されたURLを相手へ共有できます。相手には参加メンバーの予定内容などは表示されず、予約可能な時間帯だけが表示されるため、その中から都合のよい日時を選択してもらうことができます。

一度作成した日程調整ページのURLは継続して利用できるため、営業商談や採用面接など、同じ条件で繰り返し日程調整が発生する業務にも向いています。

活用例:採用面接調整 × 日程調整ページ
たとえば、採用面接の日程調整にも活用できます。
採用担当者が面接時間や参加する面接官、受付可能な曜日・時間帯などを設定して日程調整ページを作成し、そのURLを候補者へ送付します。

候補者は表示された空き時間の中から希望する日時を選択するだけで予約できるため、採用担当者が「○月○日の10時はいかがでしょうか」「その時間は難しいため別日をお願いします」といったメールのやり取りを繰り返す必要がありません。
また、日程調整ページでは複数メンバーのうち「誰か1人」が参加できれば予約可能とする設定にも対応しています。そのため、複数の採用担当者で面接を分担している場合にも活用しやすいでしょう。
3. コメント機能
トヨクモスケジューラーでは、予定ごとに「コメント」を残すこともできます。
予定の詳細画面からテキストでコメントを投稿でき、コメントが追加されると参加メンバーへ通知されます。そのため、会議前の連絡事項や予定変更に関する補足など、「その予定に関係するコミュニケーション」を予定と紐づけて管理できます。
スケジュールとチャットが別々になっていると、「この連絡はどの予定についての話だったか」を後から探す手間が発生します。
予定にコメントを紐づけておけば、予定の詳細とコミュニケーションを同じ画面から確認できるため、情報を追いやすくなります。
4. 日報作成
日々の予定やタスクをもとに、「日報」の作成を効率化できる機能もあります。
トヨクモスケジューラーでは、その日に登録されている予定とタスクを時系列で並べたテキストを自動生成できます。生成された内容をコピーし、社内の日報や報告ツールへ貼り付けて利用する仕組みです。

日報そのものを自動提出する機能ではありませんが、予定やタスクを見ながら一から行動内容を書き起こす必要がなくなるため、日報作成にかかる手間を減らすことができます。
特に、外出や商談が多い営業担当者など、カレンダーへ日々の活動予定を細かく登録している場合には活用しやすい機能でしょう。
GoogleカレンダーやOutlookなどの外部サービスとも連携可能
トヨクモスケジューラーは、kintoneだけでなく、Google WorkspaceやGoogleカレンダー、Outlookなど、日常的に利用しているサービスとの連携にも対応しています。
そのため、すでに社内で利用しているツールをすべてトヨクモスケジューラーへ置き換えるのではなく、既存環境と組み合わせながら利用することも可能です。
Google Workspace連携
Google Workspaceを利用している場合は、Google Workspaceに登録されているユーザーや組織部門などの情報をトヨクモスケジューラーへ読み込むことができます。
すでにGoogle Workspace側で社員や部署を管理している場合、トヨクモスケジューラー側へ一から同じユーザー情報を登録する手間を減らせます。
Googleカレンダー・Outlook連携
普段から「Googleカレンダー」や「Outlook」を利用している場合は、それぞれのカレンダーに登録されている予定をトヨクモスケジューラーへ連携できます。
GoogleカレンダーまたはOutlook側で予定を追加・変更・削除すると、その内容が基本的にリアルタイムでトヨクモスケジューラー側にも反映されます。これにより、既存カレンダーの予定も考慮したうえで、空き時間の確認や日程調整ページを利用することが可能です。
たとえば、個人で利用しているGoogleカレンダーを「非公開予定」として連携しておけば、予定の詳細を他のメンバーへ見せずに、該当する時間帯だけを「予定あり」として扱うことができます。
ただし、GoogleカレンダーやOutlookから取り込まれた予定は、トヨクモスケジューラー側から変更・削除することはできません。また、トヨクモスケジューラー側で追加・変更・削除した予定がGoogleカレンダーやOutlookへ反映されるわけではない点にも注意が必要です。
なお、kintoneとGoogleカレンダーを連携して予定を管理する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。トヨクモスケジューラー以外の連携方法も検討している方は、あわせてご覧ください。
▼関連コラムはこちら
kintoneとGoogleカレンダーを連携して予定管理を効率化する方法|キン助の活用例も解説!
Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsとも連携可能
オンライン会議については、「Zoom」、「Google Meet」、「Microsoft Teams」との連携に対応しています。
あらかじめ利用するサービスを連携しておけば、予定の作成時にオンライン会議用のURLを発行できます。日程調整ページと組み合わせれば、相手が予約したタイミングでオンライン会議を設定する運用も可能です。
また、予定データはCSV形式で読み込み・書き出しできるため、他のスケジュール管理サービスから予定を移行したり、登録されている予定をExcelなどで独自に集計・分析したりすることもできます。
kintoneとの連携で「予定」と「業務データ」を紐づけられる
トヨクモスケジューラーを利用するうえで、kintoneユーザーにとって特に注目したいのが「kintone連携」です。

スケジューラーに登録した予定をkintoneへ同期したり、kintoneに登録されている顧客情報や案件情報を参照して予定を登録したりすることで、単なるスケジュール管理にとどまらず、「誰が・いつ・どの業務に時間を使ったのか」をkintone上の業務データとして管理できるようになります。
予定データをkintoneへリアルタイムに同期できる
トヨクモスケジューラーで予定を追加・変更・削除すると、同期設定を行っているkintoneアプリにも基本的にリアルタイムで反映されます。
たとえば、「顧客訪問」「商談」「社内会議」といった予定をkintoneへ蓄積しておけば、予定データを顧客情報や案件情報と合わせて管理することが可能になります。
ここで注意したいのが、予定データの同期方向です。
ユーザー情報と施設情報については、kintoneとトヨクモスケジューラーの双方向で同期できます。一方、予定データについては、「トヨクモスケジューラー → kintone」の単方向同期となっています。
そのため、kintone側で予定レコードを新規追加したり、既存の予定レコードを変更・削除したりしても、その内容がトヨクモスケジューラーへ反映されるわけではありません。すでにkintoneで予定管理を行っている場合は、この仕様を踏まえてデータ移行方法を検討する必要があります。
kintoneの顧客情報などを予定へ自動入力できる
もう一つ便利なのが、予定を登録する際にkintoneのレコード情報を呼び出せる機能です。
あらかじめ予定タイプとkintoneアプリを連携しておくことで、予定登録時にkintoneのレコードを検索し、選択したレコードの情報から「タイトル」「場所」「メモ」を自動入力できます。
たとえば、「顧客訪問」という予定タイプを作成し、kintoneの顧客管理アプリと連携しておけば、訪問予定を登録する際に会社名を検索し、会社名を予定タイトル、住所を場所、担当者名や電話番号などをメモへ自動入力するといった設定が可能です。

毎回kintoneを開いて顧客情報を確認し、スケジュールへ転記する必要がなくなるため、予定登録の手間や転記ミスを減らすことができます。
活用例:営業活動 × kintone連携
たとえば、営業担当者が顧客との商談予定を登録する場面を考えてみましょう。
予定タイプで「顧客訪問」を選択し、kintoneに登録されている顧客レコードを検索すると、会社名や住所などを予定へ自動入力できます。その後、商談日時が変更された場合も、トヨクモスケジューラー側で予定を変更すれば、連携しているkintoneの予定レコードへ反映されます。
これにより、「顧客・案件情報はkintone」「予定はスケジューラー」と役割を分けながらも、予定データをkintoneへ蓄積できるため、顧客情報と営業活動を紐づけて管理しやすくなります。
トヨクモスケジューラーの料金プラン(2026年8月時点)
3つの料金プラン
トヨクモスケジューラーには、「フリー」「スタンダード」「ビジネス」の3つの料金プランがあります。
料金だけでなく、利用人数やkintone同期の有無、支払い方法が異なるため、自社の利用規模に合わせて選択する必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
トヨクモスケジューラーを活用すれば、社内メンバーの予定管理だけでなく、社外との日程調整や施設予約、タスク管理などをまとめて行うことができます。
さらに、kintoneと連携することで、スケジューラーに登録した予定をkintoneへ蓄積したり、kintoneの顧客情報や案件情報を呼び出して予定へ反映したりすることも可能です。
特に、「予定管理と業務データを紐づけたい」「社内外の日程調整にかかる手間を減らしたい」という場合には、トヨクモスケジューラーの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
まずはフリープランを活用し、実際の運用に合うか確認してみてください。
kintoneとトヨクモスケジューラーの連携ならルーブピークへ
トヨクモスケジューラーは手軽に導入できますが、kintoneと連携して活用する場合は、どのアプリと連携するのか、予定にどの情報を持たせるのかといった事前設計が重要です。
Lubepeak株式会社では、kintoneアプリの設計・開発から、トヨクモスケジューラーをはじめとした外部サービスとの連携まで一貫してご支援しています。
「kintoneの顧客・案件情報と予定を紐づけたい」「自社に合ったスケジュール管理の仕組みを構築したい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
Lubepeak株式会社 代表
平井 将吾

~ 経歴 ~
2021年
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社へ新卒入社2022年~2025年
官公庁において、「kintone」の導入で「自治体DX」を多数支援2025年10月~
Lubepeak株式会社を設立。
中小企業のお客様を対象に「kintone」の導入支援を行い、要件整理から運用定着まで一貫支援
<主なサービス>
・ kintone定額開発サービス 「KYOSOU」
・ kintoneプラグイン提供サービス 「Plugin to Peak」2026年1月
Lubepeak株式会社が「サイボウズコンサルティングパートナー」に認定2026年6月
Lubepeak株式会社が「サイボウズプロダクトパートナー」に認定


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