投稿日:2026年2月22日
更新日:2026年3月12日
kMailer(ケイメーラー)とは?|kintoneから外部へメール配信を行う方法

イベントの参加者への事前案内を、毎回手動で案内メールを送っている
申請承認の完了メールをつい送り忘れてしまう
問い合わせ対応後のフォローが属人化している
―――kintoneを使っている中で、こんなシーンに出会ったことはありませんか?
kintone(キントーン)は、顧客管理・案件管理・売上管理など、さまざまな業務データをひとつのプラットフォームで管理できる点が大きな魅力です。
しかし、kintoneから「メール」や「通知」を送る手段は、ライセンスを持つユーザーへの通知に限られます。
kintone上のデータをもとにメール送信を自動化・効率化できるサービスが「kMailer(ケイメーラー)」です。

「kMailer」は、トヨクモ株式会社が提供するkintoneと連携できるメール配信プラグインで、kintoneのレコードをもとにしてライセンスを持たない外部へのメール送信を可能にします。
「ファイルの添付」や「メールの予約送信」など、メール送信に関する様々な機能がkintoneで利用できようになるため、メール送信が絡む業務を大きく改善することが可能です。
そこで本記事では、「kMailer」でできることや活用例、おすすめ機能などをわかりやすくご紹介していきます。
- kMailer(ケイメーラー)とは?
- kMailerの概要
- kMailerの活用例3選
- 活用例①:イベントの案内メールやリマインド配信
- 活用例➁:承認申請の完了通知メール
- 活用例③:問い合わせ受付後のシナリオメール
- kMailerの料金プラン(2026年2月時点)
- 3つの料金プラン
- kMailerのおすすめ機能5選
- 機能①:メールの一斉送信
- 機能②:送信予約
- 機能③:自動送信
- 機能④:送信後レコード編集
- 機能⑤:シナリオメール
- FormBridge(フォームブリッジ)と連携して独自の差出人メールアドレスの「自動返信メール」が実現できる
- FormBridgeとは?
- Webフォーム回答時の「自動返信メール」
- まとめ
- 小規模組織でのkintone導入はルーブピークへ
kMailer(ケイメーラー)とは?
kMailerの概要
kMailerは、kintone上の情報を引用したメールを簡単に作成できる「kintone連携メール配信システム」です。
kintoneに登録されているレコード情報を使って、メールの個別送信やリマインドメールなどの機能を実装できます。あらかじめメールテンプレートを登録しておくことで、様々な場面に応じた定型メールを、瞬時に呼び出すことができます。また、メールテンプレート適用後の本文は個別で編集することもできるため、かなり融通の利いたメール配信サービスとなっています。

kintoneでメール送信を実現する連携サービスは、他にもいくつか存在します。以下のコラムでは各サービスを比較・解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
(▼「メール送信」に関する記事はこちら)

kMailerの活用例3選
ここからは、実際によく使われているkMailerの活用例を3つご紹介します。
イベント申込後の案内メールやリマインド配信
承認申請の完了通知メール
問い合わせ受付後のシナリオメール
それぞれについて、詳しく解説していきます。
活用例①:イベントの案内メールやリマインド配信
イベントやセミナー運営では、以下のように多段階のメール対応が発生します。
これらを手動で行うと、送信漏れや誤送信のリスクがあるだけでなく、参加者が増えるほど膨大な工数がかかってしまいます。
申込直後:受付完了メール
開催前日:リマインドメール
当日:参加案内メール
終了後:サンクスメール(お礼メール)
kMailerを活用すれば、これらを自動化・予約配信できます。
自動送信:kintoneに申込レコードが登録された瞬間に「受付完了メール」を即時送信。
予約送信:開催日を基準にターゲットを絞り込み、リマインドやサンクスメールを最適なタイミングで一斉配信。
これにより、担当者の作業負担を軽減しつつ、コミュニケーションを円滑にします。

活用例➁:承認申請の完了通知メール
kintoneの「プロセス管理」を利用すればワークフローを構築できますが、運用が進むにつれて以下のようなニーズが生じることがあります。
承認依頼時:承認者へ、レコードURLや詳細情報を記載したメールを送りたい
承認完了後:社外の相手へ、添付ファイル付きの通知メールを送りたい
kintone基本機能の「通知機能」でも状況を伝えることは可能ですが、レコード内の情報を引用したリッチな本文や、ファイルの自動添付には対応していません。
そこで、kMailerを活用すれば、ステータスの変更をトリガーに、申請者や社外宛てへあらかじめ設定したオリジナルメールを自動送信することが可能です。

また、「送信後レコード編集」機能を使えば、フィールドを更新して「送信済み」を示すフラグを立てることもできるため、レコードの進捗管理に組み込むことが可能です。
\ kintoneのプロが対応 /
活用例③:問い合わせ受付後のシナリオメール
問い合わせ受付後は、受付完了メールだけでなく、その後の状況確認や追加の提案など、段階的なフォローが重要です。
kMailerの「シナリオメール機能」を使えば、相手の反応に合わせた対応を自動化できます。
ステップ1(即時):問い合わせ登録時の「受付完了メール」
ステップ2(数日後):状況を伺う「フォローメール」を自動送信
ステップ3(分岐):メールの開封やURLクリックの「反応の有無」に応じて、次に送る内容を自動で切り替え
これにより、見込み度の高いお客様へ最適なタイミングでアプローチでき、成約率の向上につなげられます。

kMailerの料金プラン(2026年2月時点)
3つの料金プラン
kMailerには3つのプランが用意されており、要件に応じて最適なプランを選択する必要があります。
レコード操作に応じた自動送信なら
メールマーケティングを行うなら
※kintone側も「スタンダードコース」のライセンスが必要です。
※全コースでメールの送信数に制限はなく、小〜大規模企業でも無理なく運用できます。

kMailerのおすすめ機能5選
kMailerには、メール送信に関する便利な機能が多くありますが、その中でもおすすめな機能を5つご紹介します。
機能①:メールの一斉送信
kintoneの一覧画面に表示されている複数のレコードを対象に、メールの一斉送信ができます。
送信時には、送信対象となるメールの本文をプレビューで順に確認できるため、安心して利用することができます。

機能②:送信予約
メールを送信する際に、送信日時を予約することができます。
例えば、kintone内のフィールドと紐づけ、「開催日の3日前」などといった動的な指定も可能です。そのため、イベント案内やリマインド配信を行う際に便利な機能となっています。

※送信予約は「プレミアム」「プロフェッショナル」のプランで利用可能です。
機能③:自動送信
「レコードの登録」「レコードの編集」「ステータスの変更」をトリガーに、自動でメールを送信することができます。
例えば、「顧客ランク」の値が「A」となった時、その顧客へセミナーの案内メールを自動で送信するなど、業務要件に応じたオートマチックな仕組みを実現できます。

※自動送信は「プレミアム」「プロフェッショナル」のプランで利用可能です。
機能④:送信後レコード編集
メール送信が完了した際、指定したフィールドの値を自動で編集することができます。
例えば、送信後に「対応ステータス」を「送信済み」へ変更して進捗管理を自動化したり、「送信済みフラグ」を立てることで二重送信を未然に防いだりすることが可能です。これにより、メール送信後のkintone側の更新漏れをなくし、常に正確なデータ管理を実現します。

機能⑤:シナリオメール
あらかじめ設定したシナリオに沿って、段階的なメール送信を自動化できます。
kintoneのレコードの値(例:顧客ランクなど)に応じて「条件判定」を行い、送信するメールを分岐させたり、特定の場合のみ配信をスキップしたりと、ステップごとの細かい制御が可能です。
各ステップの開始タイミングは、前回のイベントから「直後」や「〇日後」といった経過時間で指定できます。 シナリオを開始するトリガーは、kintoneアプリからの「手動実行」だけでなく、レコードの追加・編集、ステータスの更新をきっかけとした「自動実行」にも対応しており、業務フローに合わせた柔軟な運用を実現することができます。

※シナリオメールは「プロフェッショナル」のプランで利用可能です。
FormBridge(フォームブリッジ)と連携して独自の差出人メールアドレスの「自動返信メール」が実現できる
FormBridgeとは?
トヨクモ株式会社が提供する「FormBridge(フォームブリッジ)」は、kintone連携Webフォーム作成ツールで、「問い合わせフォーム」や「アンケートフォーム」をノーコードで作ることができます。
Webフォーム回答時の「自動返信メール」
FormBridge単体でも、回答直後の「自動返信メール」を送信することは可能です。ただし、標準の差出人メールアドレスは「autoreply@kintoneapp.com」となります。
ここでkMailerと連携すれば、差出人メールアドレスを自社ドメインなどに任意設定することが可能です。企業の信頼性を高める、自社名義でのメール配信を実現することができます。
(▼「FormBridge」に関する記事はこちら)

まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事ではkintone上のデータをもとにメール送信ができるプラグイン「kMailer」をご紹介してきました。
kMailerを使うことで「メール送信の手間を削減」「連絡漏れ・対応忘れを防止」「簡易的なメールマーケティング」が実現できます。
まずは一度、kMailerの導入を検討してみてください。
\ kintoneのプロが対応 /
小規模組織でのkintone導入はルーブピークへ

kintoneの力は非常に強力ですが、それ以前に業務理解に応じたアプリ設計や適切なプラグインの選定・構築が必要です。
Lubepeak株式会社では、kintoneの力を最大限に引き出し、お客様の業務に沿ったkintoneシステムを開発するサービスを提供しています。
kintoneシステム開発サービス「KYOSOU」
kintoneの導入や「kMailer」を活用した業務システムの開発をご検討されているという企業様は、お気軽にお問い合わせください。
Lubepeak株式会社 代表
平井 将吾

~ 経歴 ~
2021年
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社へ新卒入社2022年~2025年
官公庁において、「kintone」の導入で「自治体DX」を多数支援2025年10月~
Lubepeak株式会社を設立。
中小企業のお客様を対象に「kintone」の導入支援を行い、要件整理から運用定着まで一貫支援
<主なサービス>
・ kintoneシステム開発サービス 「KYOSOU」
・ kintoneプラグイン提供サービス 「Plugin to Peak」2026年1月
Lubepeak株式会社が「サイボウズオフィシャルパートナー」に認定


この記事を書いた人


































































