投稿日:2026年3月5日
更新日:2026年3月12日
kintoneの「検索機能」を徹底解説|検索AIや検索プラグインの使用感について

kintoneを導入したが、レコードが増えてきて、見たい情報を探すのに時間がかかる…
kintoneの標準の検索機能では見たいレコードが探せず、結局CSVで書き出してから特定している…
―――kintoneを使用する中で、上記のような状況に陥っていませんか?
kintone(キントーン)は、業務効率化や情報共有に優れたツールですが、「検索機能」が適切にできなければせっかく蓄積した情報も十分に活かせません。
本当はすぐに探せる情報でも、「検索」がうまくできないことで、業務に支障をきたすこともあるため注意が必要です。
本記事では、kintoneの「検索機能」について解説していきます。
この記事を読めば、検索機能への理解が深まり、「基本機能」から「プラグイン」まで、検索機能がさらに活用できるようになります。ぜひ最後までお読みください!
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kintoneの検索機能とは?
kintoneの基本機能でできる「検索機能」に5つあります。
<5つの検索機能>
全体検索
アプリ内検索
スペース内検索
絞り込み検索
検索AI
それぞれ詳しく説明します。
①全体検索
1つ目は全体検索です。kintoneへログインすると、ポータル画面右上に検索窓(検索ボックス)が表示されます。この検索窓を使うことで、(付与されているアクセス権の範囲で)kintone内のすべてのアプリやデータを一括で検索することができます。

例えば、「株式会社キントーンシステムズ」というキーワードで検索した場合、下図のように複数のアプリで「株式会社キントーンシステムズ」にヒットするレコードが一覧形式で表示されます。

また、複数のキーワードで検索する場合は、キーワードを半角または全角スペースで区切ると、指定したキーワードをすべて含むデータがAND検索されます。(※OR検索やNOT検索はできません)

検索対象となる情報について
kintoneの「全体検索」で検索対象となるのは、以下の情報です。
<検索対象となるフィールド種類>
レコード
次のフィールドが検索されます。
・[文字列(1行)]
・[文字列(複数行)]
・[リッチエディター]
・[リンク]
・[ルックアップ]
[コピー元のフィールド]に指定したフィールドが[文字列(1行)]または[リンク]の場合に検索対象となります。レコードのコメント
スペース[スペース名][スペースの本文]
スレッド[スレッドのタイトル]スレッドの本文スレッドのコメント
ピープルピープルのコメント
メッセージ[個人メッセージ]
添付ファイルファイル名ファイルの内容
閲覧権限のないデータは検索されません。また、「日付」や「ドロップダウン」などの情報は検索対象外のため、注意が必要です。
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②スペース内検索
2つ目はスペース内検索です。スペース内検索は、検索範囲を特定のスペース内に限定できます。
アプリを特定の単位でまとめた「スペース」について、所属する全アプリを対象に「検索対象となる情報について」に記載された情報で検索できます。これにより、無関係なアプリをある程度排除できるため、効率的な検索が可能です。
スペース内検索は、「全体検索」と同じく、kintoneのポータル右上にある検索窓(検索ボックス)を使用します。ただし、この機能を使うためには、ポータルではなく、検索したいスペースを開いた状態で検索を行います。

③アプリ内検索
3つ目はアプリ内検索です。アプリ内検索は、検索範囲を特定のアプリ内に限定できます。
全体検索と同じく、kintoneのポータル右上にある検索窓(検索ボックス)を使用します。ただし、この機能を使うためには、ポータルではなく、検索したいアプリを開いた状態で検索を行います。

④絞り込み検索(ろーと)
4つ目は絞り込み検索です。絞り込み検索は、あるアプリの「フィールドの条件」及び「ソート順」を指定して検索できるため、基本機能では最も正確で柔軟な検索方法です。
他の検索方法とは異なり、アプリ内の一覧画面左上に表示される「検索マーク(ロートマーク)」から絞り込みの条件設定画面を表示し、複数の条件を組み合わせた検索が可能です。

「適用」ボタンを押すと、下図のように絞り込まれたレコードが一覧画面に直接表示されます。

しかし、検索条件がラジオボタンになっている通り、「AND検索(すべての条件を満たす)」と「OR検索(いずれかの条件を満たす)」を組み合わせることはできません。そのため、検索用のフィールドとしてあらかじめ関数を使った自動計算をしておくか、専用のプラグインを使用する必要があります。

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⑤検索AI
kintoneの「検索AI」は、ユーザーの質問に対してkintoneのアプリに登録されたデータからAIが適切な回答を生成する機能です。

2024年11月に「kintone AIアシスタント(仮称)」という名前でリリースされ、2025年4月に「検索AI」という名前に変わって正式に提供され始めました。
「検索AI」は、kintone内のチャット画面で質問すると、AIが複数のアプリの情報を横断的に検索したうえで、回答を返します。なお、検索結果にはアクセス権も考慮されるため、権限のないユーザーに情報が公開されることはありません。

※質問文、検索結果、回答文ともにAIの学習には利用されないため、セキュリティ的にも安心して使える機能となっています。
参考:クラウドデータポリシー
📌よくある質問📌
kintoneの全体検索/アプリ内検索や、絞り込み検索で「次のキーワードを含む/含まない」を指定してもヒットしない場合、以下の注意点があります。
<注意点>
- ① 英数字は部分一致検索できない
- ② 2文字以上の日本語は、1文字では検索できない
①の例:「test123」を検索したい場合
- 検索できる:
test123 - 検索できない:
test、123など
②の例:「日本語」を検索したい場合
- 検索できる:
日本、本語、日本語 - 検索できない:
日、本、語
※さらに詳しく知りたい方は、公式ヘルプをご参照ください: キーワード入力時の注意事項(kintone 公式ヘルプ)
「文字列(1行)」フィールドの自動計算を利用することで、検索できないフィールドのうち計算式で参照できるフィールドの値は検索対象にできます。
はい、可能です。kintoneの検索機能ではレコードのテキストだけでなく、添付ファイル名やファイル内の文字列も検索対象に含まれます。ただし、いくつか注意点があります。
<注意点>
- 対応ファイル形式: 検索可能な主なファイル形式は PDF、Word、Excel、PowerPoint、テキストファイルなど一般的なドキュメントです。これら以外の形式でも Office系や一太郎、HTML/XML など多くに対応しています。ただし、画像の文字(OCR)や特殊形式は対象外です。
※さらに詳しく知りたい方は、公式ヘルプをご参照ください: 検索対象のファイル形式(kintone 公式ヘルプ) - サイズ上限: 50MB以上のファイルはファイル名のみ検索可能で、内容は検索できません。50MB未満でもテキストの先頭から1MBまでが対象となります。
検索AIは契約プランによって利用可否が異なります。
以下のプラン契約中のユーザーが利用できます。
- スタンダードコース(アカデミック・ガバメントライセンス、チーム応援ライセンスを含む)
- ワイドコース
※試用中のユーザーや、ライトコースのユーザーは利用できません。
検索機能をより便利にする「検索プラグイン」をご紹介!
kintoneの基本機能の検索機能も便利ですが、さらに「効率的」・「柔軟」な検索を行いたい場合は、「検索プラグイン」を活用するのがおすすめです。「検索プラグイン」を利用することで、検索操作の短縮やより複雑な検索が可能となります。
プラグイン①:一覧に検索窓を作成できる「簡易検索プラグイン」(Lubepeak株式会社)
「簡易検索プラグイン」は、当社(ルーブピーク)が提供する検索プラグインの一つです。最大の特徴は、よく絞り込みで使用する検索フィールドを一覧に表示し、即座に検索を可能にする点です。
特徴:「AND検索」と「OR検索」を組み合わせた複雑な検索が可能。プレセット(検索条件の初期値)も複数登録である。
価格:月額980円、年額9,500円(※kintoneユーザーライセンス購入あり)/月額1,500円、年額14,000円(※kintoneユーザーライセンス購入なし)
実際の使用感:kintone基本機能の検索に関する知識があれば、設定・使用することができる。スマホ版のアプリにも対応している。
「簡易検索プラグイン」の設定
以下の設定が可能です。
検索欄をデフォルトの開閉設定(PC版/モバイル版)
検索フィールドの設定
各検索フィールドをの使用有無(PC版/モバイル版)

「簡易検索プラグイン」の使用感
検索時には「OR検索」「AND検索」の指定が可能です。

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プラグイン②:複雑な条件での検索を実現する「高度検索プラグイン」(Lubepeak株式会社)
「高度検索プラグイン」は、当社(ルーブピーク)が提供する検索プラグインの一つです。最大の特徴は、「AND検索」と「OR検索」を組み合わせ、より複雑な条件での検索を可能にする点です。また、よく検索する条件は「プリセット」として登録しておき、即座に利用できます。
特徴:「AND検索」と「OR検索」を組み合わせた複雑な検索が可能。プレセット(検索条件の初期値)も複数登録である。
価格:月額980円、年額9,500円(セット割プラン)/月額1,500円、年額14,000円(通常プラン)
実際の使用感:kintone基本機能の検索に関する知識があれば、設定・使用することができる。スマホ版のアプリにも対応している。
「高度検索プラグイン」の設定
設定画面では、複数のプリセットを自由な名称で登録できます。また、プリセットの「並び順」や「ON/OFF」も設定できるのが特徴です。

「高度検索プラグイン」の使用感
登録した「プリセット」は、一覧画面の「フィルター設定」より利用できます。「フィルター設定」ボタンから、事前に登録した「プリセット」を読み込み、検索条件として利用できます。この「プリセット」は編集できるため、その場で臨機応変に検索条件を変更することも可能です。

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まとめ
kintoneの「検索機能」が使いこなせなければ、せっかく蓄積した情報も十分に活かせません。逆に、うまくレコードを検索できるようになることで「データを蓄積する」から「データを活用する」へステップアップできます。
まずは基本機能の「検索機能」を使い倒し、物足らなくなった段階で「検索プラグイン」を活用してみるのが良いでしょうか。
まずは一度、kintoneで「検索機能」を色々試してみてください!
「検索プラグイン」でデータ抽出を快適に

Lubepeak株式会社では、「現場の要望で生む」をコンセプトとしたkintoneプラグインを提供するサービスを展開しています。
kintoneプラグイン提供サービス「Plugin to Peak」
kintoneの利用で「壁にぶつかった」「もう少し機能の幅を広げたい」と感じている企業様は、ぜひご覧ください。
Lubepeak株式会社 代表
平井 将吾

~ 経歴 ~
2021年
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社へ新卒入社2022年~2025年
官公庁において、「kintone」の導入で「自治体DX」を多数支援2025年10月~
Lubepeak株式会社を設立。
中小企業のお客様を対象に「kintone」の導入支援を行い、要件整理から運用定着まで一貫支援
<主なサービス>
・ kintoneシステム開発サービス 「KYOSOU」
・ kintoneプラグイン提供サービス 「Plugin to Peak」2026年1月
Lubepeak株式会社が「サイボウズオフィシャルパートナー」に認定


この記事を書いた人


































































