投稿日:2026年3月15日
更新日:2026年3月30日
帳票プラグイン「レポトン」とGoogle Driveを連携させる方法を実践解説

kintoneで作成した見積書や請求書を、社内だけでなく取引先とも共有したい
帳票をPDFとして出力したあと、Google Driveなどのクラウドストレージに保存して管理したい
―――kintoneを活用している中で、このような悩みを感じたことはありませんか?
kintone(キントーン)は、顧客管理や案件管理、申請管理など、さまざまな業務データを一元管理できる便利な業務改善ツールです。
しかし、実際の業務では「kintoneのデータを帳票として出力したい」という場面が数多くあります。
このような要望を実現するために活用されるのが、kintoneの「帳票出力プラグイン」です。帳票出力プラグインを利用することで、kintoneに登録されたレコード情報をもとに、ExcelやPDFなどの形式で帳票を出力することが可能となります。
その中でも、ソウルウェア社が提供する「レポトン」は帳票出力プラグインの中でも扱いやすく、多くの企業で利用されているサービスの一つです。

レポトンを利用すれば、kintoneのデータをもとに帳票を生成できるだけでなく、作成した帳票をGoogle Driveなどの外部ストレージへ自動保存することもできます。
これにより、帳票作成からファイル管理までを自動化することができ、業務の効率化につながります。
そこで本記事では、kintone帳票出力プラグイン「レポトン」で作成した帳票を、Google Driveへ出力・連携する方法について解説します。
実際の設定手順も交えながら紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
レポトンとは
レポトンは、kintoneアプリ内に登録されたデータをもとに、ExcelやPDF形式の帳票を出力できる「帳票プラグイン」です。
レポトンを導入すると、見積書・請求書・発注書など、企業活動において日常的に発生する帳票を、PDFやExcelでkintoneのレコード情報から自動で出力できるようになります。
機能紹介
レポトンには、帳票作成を効率化するさまざまな機能があります。
機能①:PDF・Excel出力
kintoneのレコード情報をもとに、見積書・請求書・報告書などをPDFファイルまたはExcelファイルとして出力できます。

機能②:バーコード・QRコード出力
帳票内にバーコードを表示することもできます。伝票作成や参加票など、バーコードを利用する業務にも対応可能です。

機能③:プロセス管理の「ステータス」との組み合わせ
kintoneのプロセス管理と組み合わせることで、特定のステータスの時のみ帳票を出力することもできます。
例えば、「承認済み」「契約締結などのタイミングで帳票作成ボタンを表示する、といった運用が可能です。

レポトンの詳しい機能や帳票作成の基本については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

料金
レポトンは様々な機能が搭載されているサブスク版「レポトンPro」と、シンプルな機能に特化した買い切りプラン「レポトンPDF」「レポトンExcel」の3種類のプランが用意されています。
| サブスク | 買い切り | ||
|---|---|---|---|
| レポトン Pro 月額22,000円 | レポトン PDF 220,000円 | レポトン Excel 220,000円 | |
| 出力形式 | PDF/Excel | Excel | |
| 明細・単票出力 | ✓ | ✓ | ✓ |
| 一覧出力 | ✓ | ― | ― |
| ラベル出力 | ✓ | ― | ― |
| 一括出力 | ✓ | ― | ― |
| AI設定サポート機能 | ✓ | ― | ― |
| 外部連携 | ✓ | ― | ― |
| その他機能(バーコード出力など) | ✓ | ― | ― |
\ kintoneのプロが対応 /
レポトン × Google Driveの活用例4選
ここからは、レポトンとGoogle Driveを連携し、帳票を自動保存する方法を紹介します。
kintoneに帳票を保存するだけでなく、Google Driveにも自動で保存できるようになると、帳票管理の幅が大きく広がります。
まずは、実際の業務でどのような使い方ができるのか、代表的な活用例をご紹介します。
活用例①:営業現場で見積書のGoogle Drive保管
営業担当者がkintoneで見積情報を登録し、レポトンで見積書をPDF出力します。そのPDFをGoogle Driveに自動保存することで、帳票管理や見積書の送付業務を効率化できます。
活用例②:支店の活動日報を本社Driveに自動保存
各支店のスタッフがkintoneに活動日報を入力し、レポトンで報告書をPDF出力します。その帳票を本社管理のGoogle Driveに自動保存することで、本社側はDriveから各支店の報告書を簡単に確認できます。
活用例③:人事評価シートのPDF保管
人事評価の結果をkintoneで管理し、レポトンで人事評価シートをPDF化してGoogle Driveへ保存します。Drive側のアクセス権限を設定することで、人事部や管理職のみ閲覧可能なフォルダとして運用できます。
活用例④:契約書PDFの保管
契約管理アプリで契約状況を管理、契約書PDFを生成したタイミングでレコード情報を「発行済み」ステータスにすることができます。その帳票をGoogle Driveへ保存することで、契約書の保管場所をDriveに統一できます。
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レポトンとGoogle Driveを連携する設定方法
ここからは実際の設定手順を見ていきます
連携するクラウドストレージを選択する
まずはレポトンの全体設定画面を開き、連携するクラウドストレージを選択します。
レポトンでは、Google DriveやBoxなど複数のクラウドストレージと連携できますが、今回はGoogle Driveを選択します。
Googleアカウントで認証を行い、レポトンからGoogle Driveへアクセスできる状態にします。

帳票の保存先フォルダを設定する
次に、Google Drive内の保存先フォルダを設定します。
クラウドストレージに既存のフォルダが一覧表示されますので 保存したいフォルダを選択してください。また、新規フォルダを作成してそちらを選択することも可能です。
今回の設定では「レポトンテストフォルダ」を新規作成しました。

帳票設定画面での出力設定
次に、レポトンの帳票設定画面の「クラウドストレージ使用設定」で出力設定を行います。
アプリのデフォルト設定とカスタム設定の2種類から選択します。アプリのデフォルト設定を選択する場合は、先ほど設定した保存先フォルダに保存されます。

カスタム設定の場合は、帳票ごとに保存先フォルダを設定することが可能です。例えば、「レポトンテストフォルダ」の中にさらに「見積書」フォルダを作成することができます。

実際に出力してみる
設定が完了したら、実際に帳票を出力してみます。
kintoneのレコード詳細画面から出力ボタンを押すと帳票が生成されますが、これと同時にGoogle Driveの指定フォルダにも帳票ファイルが保存されます。

【補足】複数のレコードで出力すると…
一覧画面の出力ボタンから複数レコード分をまとめて出力することも可能です。
レポトンの設定画面を開き、画面右上の歯車アイコンから「添付先アプリの設定」をクリックしたうえで、「添付先アプリに出力しない」にチェックをすると実現できます。

一括で出力するとGoogle Driveにはzipファイルで保存されます。

【補足】連携設定の解除方法
Google Driveとの連携を解除したい場合は、レポトンの全体設定画面から連携設定を解除できます。
アカウント変更やストレージ変更が必要になった場合も、この画面から再設定が可能です。

注意点
レポトンとGoogle Driveを連携する際には、いくつか注意点もあります。
リンクフィールドに「格納した帳票の共有URL」を保存することができない:
Google Driveに保存することや、kintoneの添付ファイルフィールドに自動で添付することはできますが、Google Drive側の追加されたファイルの共有URLはkintone側では保持されません。
Google Driveのストレージ上限を考慮する:
帳票を大量に保存する場合、Google Driveの容量制限に注意が必要です。
特にPDF帳票が多い業務では、長期間運用すると容量が増えていく可能性があります。月間出力枚数に上限がある:
レポトンには月間出力枚数の上限(10,000枚)があります。
大量の帳票を出力する場合は、追加費用が発生する可能性があるため、事前に確認しておくと安心です。Google Drive側のファイルを更新処理できない:
一度Google Driveに保存されたファイルは、レポトン側から上書き更新することができません。再出力する場合は、新しいファイルとして保存される形となります。
\ kintoneのプロが対応 /
まとめ
いかがでしたでしょうか?
レポトンを使うことで、kintoneのデータを簡単にPDFやExcelの帳票として出力できます。さらに、Google Driveと連携することで、出力した帳票をGoogle Driveの指定フォルダへ自動で保存することが可能となります。
この仕組みを活用すると、
見積書や契約書の管理
報告書の共有
人事評価資料の保管
など、さまざまな業務で帳票管理を効率化できます。
帳票業務の効率化を検討している方は、ぜひ「レポトン」と「Google Drive」の連携も活用してみてください!
kintone導入はルーブピークへ

kintoneの力は非常に強力ですが、基本機能だけでは解決できないような複雑な要件や課題も存在します。そんな時は、業務理解に応じたアプリ設計やプラグインの活用が必要です。
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kintone定額開発サービス「KYOSOU」
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Lubepeak株式会社 代表
平井 将吾

~ 経歴 ~
2021年
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社へ新卒入社2022年~2025年
官公庁において、「kintone」の導入で「自治体DX」を多数支援2025年10月~
Lubepeak株式会社を設立。
中小企業のお客様を対象に「kintone」の導入支援を行い、要件整理から運用定着まで一貫支援
<主なサービス>
・ kintoneシステム開発サービス 「KYOSOU」
・ kintoneプラグイン提供サービス 「Plugin to Peak」2026年1月
Lubepeak株式会社が「サイボウズオフィシャルパートナー」に認定


この記事を書いた人
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